多様性が個性を殺す。

多様性が重んじられるからこそ、個性が死んでいる。
あらゆる人を大切にしようとするあまり、誰も救えなくなっている。

右に行くのも、左に行くのもいいね。という意見だけでは何も変わらない。
右に行くと決めるか、左に行くと決めるか。が重要だ。
多様性の上に、個性が輝く。
何でも投稿できるネット社会だからこそ、今まで都内に住む主婦には届かなかった、田舎の学生の声がある。
素晴らしい時代。
その一方で、どの意見も並列化されて、どの意見も薄く見られる。
個性が死んでいく。

受け入れることと無視することが混同している。
あなたは友達の意見を受け入れているのか?
本当は深く関与することを避けて、無視しているのか?
エネルギーは循環しているか?

軽薄化している。
関心が薄れている。

ぶつけろ。火を絶やすな。
心の底にある本音という火がある。
その火を無視し続ければ、個性は死ぬ。
時に燃え移り、時に鎮火しかけるかもしれない。
それでも、燃やし続けろ。
そこに火がある限り、人は暖を求めてやってくる。

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