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思い込みなくして生きられない!?

人は誰しも、"見えないサングラス"をかけて生きています。
これは例外なく誰でもそうです。
そして、予め記述しておきますが、このサングラスに良し悪しはありません。

具体的にこの"見えないサングラス"は何かと言うと、『思い込み』です。
「そんな勘違いすることないかな?」
「妄想激しくない気がするな?」
そう思う方々も必ず、"見えないサングラス"をかけて生きています。

例えば、僕の経験談になりますが、3人男兄弟と両親の5人家族で育った僕は、とんでもない『思い込み』がありました。
それはズバリ『女性は肉を食べない!!』です。笑
なぜこの思い込みができたかと言うと、母親が肉嫌いだからです。
幼少期に5人家族という小さなコミュニティで生きていた僕にとって、『母親は肉嫌い』=『女性は肉嫌い』と思ったのです。
そのため、給食で肉を食べる女子に驚きを隠せず、「肉食べるの?」と聞いたことは今でも覚えております。笑

これは笑えるような『思い込み』ですが、このようにいつの間にか自分の"見えないサングラス"は作られています。

他の例で言えば、世間的によく言われているかもしれない『起業』=『不安定』とは果たして本当なのでしょうか?
『朝食』=『健康に良い』とは果たして本当なのでしょうか?
これらについて深く言及するつもりはありませんが、もしかしたら親との関わりや学校教育によって、『思い込み』が作られているかもしれません。

私たちは必ず『思い込み』の中で生きています。
「当たり前でしょ」と思うかもしれませんが、安全だと思って車を運転することも、清潔と思ってコーヒーを頼むことも『思い込み』の1つです。
もしかしたら、車が爆発するとか、コーヒー屋が掃除を全くしてないなど、考えることすらありません。

もちろんこれらがなければ大変な日常になります。
目の前の車が安全だと思い込まず疑っていたら、運転を始められません。
スーパーの野菜に毒が入っているかもしれないと疑っていたら、購入も食事もできません。
初めにも記述しましたが、決して良し悪しで考えないでください。

なぜここまで『当たり前』とも取れることを書いたかと言うと、人生に大きな影響を及ぼす『思い込み』も存在するからです。
私のお客様の中には、電車に乗ると気持ち悪くなる方がいました。
そして、カウンセリングやコーチングを重ねる中で、『人は信じられない』という『思い込み』があることが分かりました。
なぜその『思い込み』ができたか、どうやって解決したかは省かせていただきますが、結果的にはこの『思い込み』に気付き受け入れ、書き換えることでこの問題は解決しました。
このように自分の『思い込み』と向き合うことで、営業成績が上がったり、精神疾患が解決することは頻繁にあります。

もしかしたら、私にもあなたにも無限にある『思い込み』の中で、人生に影響を及ぼしているものがあるかもしれません。
何度も記述して鬱陶しいかもしれませんが、『思い込み』=『悪』ではありません。
『思い込み』のお陰で生きていられるからです。

日常で、無愛想な人を見て「嫌な人だな」とすぐ反応したら、『思い込み』と向き合うチャンスかもしれません。
もしかしたらその方は、直前に落ち込む出来事があったかもしれませんし、考え事でいっぱいいっぱいなのかもしれません。

謙虚とは、自分の観ている世界観を『思い込み』と気付けることかもしれません。
それでは今日も良い1日を!

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