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K-POPのマーケティング 〜J-POPとの違い〜

どうもtakuhoです。
今日から2日にわたってK-POPのマーケティングについて語れたらいいかなと言うふうに思います。

 この考えはあくまでも僕が個人的にこうじゃないかなと考えているだけであって、学術的な裏付けがあるわけでも実際どうかを調査したわけでもないので、そのことを大前提として読んでいただけると幸いです。

全米チャートランキング

 よくJ-POPとK-POPを比べる時、全米チャートの話を出すことがあります。よく聞くK-POPで行くと「TWICE」さんや「KARA」さんなんかが入っていたそうです。そのランキングに入っている人の人数や回数で「J-POPよりK-POPの方が入っている回数や人数が多いからK-POPの方が優れている」と主張する人がいます。
 ではここで1つ、「全米チャートに選ばれる=優れた楽曲である」という方程式は本当に成り立つのでしょうか?
 ここで注目したいのは、J-POPとK-POP、それぞれのディレクターが「どこを目標としているか」です。

K-POPのマーケティング

 まず初めに、K-POPから見ていくことにします。K-POPの楽曲のほとんどは「韓国語バージョン、英語バージョン、(日本語バージョン)」の2〜3パターンを初めから作っていることが多いです。その理由は、売り出したい場所が「世界だから」ではないでしょうか?
 韓国は人口が5000万人と日本の約半分であり、国内に音楽市場があまり発達していません。実は韓国は音楽番組があまり浸透しておらず、番組は多いものの、視聴率が良くないと言うのが現状のようです。
韓国の人気音楽番組「SBS 人気歌謡」の最高視聴率は3.3%だそうです。つまり、韓国国内で音楽を発信してもあまりお金につながらないのです。そのため、スタートからターゲットを世界にしているのだと考えられます。
 だから、韓国語バージョンだけでなく、初めから英語版や日本語版などを作り、世界に発信していこうとしているのではないでしょうか。

K-POPとJ-POPの違い

ではJ-POPはどうでしょうか?
日本人のアーティストが1番初めに目指す場所ってどこだと思いますか?そう、大半のJ-POPアーティストは「紅白歌合戦」をまずはじめの目標にしませんか?つまり、日本のアーティストは世界で売れることよりも、日本で売れることやオリコンチャートで上位を狙うことの方を優先します。
 これが、K-POPとの大きな違いになります。単純に国内マーケットの大きさが違うため、J-POPのアーティストは日本国内を狙うし、K-POPのアーティストは世界を狙うんです。
 このようにして、そもそも狙っている市場が違うんだから、単純なランキングで優劣を図ることはできないと言うことですね。

 個人的に、世界に対するマーケティング(英語版などをオリジナルの人が作っているかどうか)をしていないにも関わらず、全米チャートに「YOASOBI」さんが乗っちゃったりするぐらいだから、J-POPも負けてないと、対抗心を燃やしています笑

なぜK-POPは日本に進出したのか

ここで一つ疑問なのは、どうして日本版を作るなど、日本に対して韓国はアプローチをしてきているのでしょうか?もっとロシア語版とか作ったほうが母数が多いから売れそうなのに、、、
それは、また明日書きますね!!!笑

それでは、また明日も楽しみにしてください!

takuho

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