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ピーマンが嫌いな理由は?

 どうもtakuhoです。
梅雨が来る前に夏が来てしまったような感じの天気が続いていますね。全然梅雨ってくらい雨が続くわけでもなく、もう結構な暑さになって、雨が苦手な僕としてはありがたいです。
エアコンや扇風機の出番が増え、衣替えを完了させないといけない時期ですね。

 さて今日は、"苦手"と言うテーマで書こうかと思います。

苦手は克服するべきか

 人生のテーマにおいて、意見の分かれるテーマの一つだと思います、自分の苦手を克服するべきかどうか。克服するのは時間がかかったり自分の精神を大幅に削るため、やらない方がいいと思う人もいる一方で、苦手から逃げては逃げグセがつき、根性が育たないと言う意見もあるでしょう。

 僕なりの答えは"克服はしなくていいが理解はせよ"です。

 例えば、ピーマンが嫌いなら「なぜピーマンが嫌いなのか」という分析ぐらいはしましょうってことです。なぜ嫌いなのかを質問された際「なんとなく」で答えると、それ以上その事について考えなくて良くなります。これは"思考しないという良くない習慣"を生み出すきっかけになります。逆になぜ自分はピーマンが嫌いなのかという分析ができれば、「風味が嫌いだから、風味さえ克服できればいいのか」という部分にも気づけると思います。そのため、じゃあ苦味が出ない切り方にしてみようとか、ピーマンの風味がわからない味付けにしてみようといった克服案が出てくる可能性があります。

 苦手は実際に克服したかどうかではなく、"克服しようとする姿勢"に目を向けるべきだと僕は考えています。

姿勢が大切な理由

 基本的に苦手から逃げることを僕は推奨していません。
理由は簡単で、逃げの姿勢になれると、他責的な考え(他人に責任があると思うこと)になることが多くなるからです。
例えば、ある仕事が苦手でなかなかテンポ良く進まず、その日中に終わらなく上司に怒られた時、克服姿勢を身につけた人は「自分はこういった作業にまだ慣れていないので、時間が掛かってしまう。慣れるまでは、ここに時間をかけたいから、他の業務内容を減らしてもらいたい」と進言することができます。
一方で逃げ姿勢を身につけた人は「なんでこんな仕事量多いんだよ!できるわけねーじゃん、あーここもブラック企業だ」となります。

 何かから逃げ続けた人は、前記した"思考しないという良くない習慣"になれてしまい、自分で解決策を見つけられなくなります。
結果、自分では嫌な状況から抜け出せなくなり、病んだり最悪そのまま死に向かっていきます。

自分はどこがどう苦手なのか、克服せずとも、それを知るだけで自分はどう動けばいいのかはある程度わかるはずです。
苦手を無理に克服する必要はありません。ただ、自分の苦手を理解することはとても大切です。

最後に

いかがだったでしょうか、「苦手」。
克服することを強制することで、パワハラとかそう言った言葉が飛び交うようになってしまい、結果逃げ姿勢を容認するような時代になってきてしまっている気がします。
 しかし、それは今の自分の気分を少しだけ和らげるだけで、未来の自分の首を絞めることにつながると僕は思っています。
苦手に立ち向かう必要はなくとも、苦手を理解する努力は必要であると僕は思います。

それではまた。

takuho


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