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開かずの踏切

全てがどうでもいいと思っていた。 そんな自分の人生が救われただけの話。 縋るものが欲しかった。 なんでもいいとは思わない。 けれど何かに掴まっていないと 生きていけない気がした。 自分にとっては偶々それがアイドルだった。 -------- 2021年、11月。 当時通っていたグループの全国ツアーが発表された。 会場は東京、福岡、北海道、大阪、岐阜。 全てを回る余裕がなかったので 東京公演と唯一まだ足を踏み入れたことのなかった 北海道へ行くことにして、飛行機のチケットを

    • 君と僕の物語

      このタイトルを決めたのは某推しメンなのでダサいとか言わないでください。 ドラマでやったらすぐに打ち切りになりそうだねとは伝えました。 2024年1月27日。札幌へ。 応援しているアイドルグループ「タイトル未定」に所属する阿部葉菜さんが誕生日を迎えること、バースデーライブがグループの活動拠点である札幌で翌日28日に行われるからだ。 人生で一度行ければいいなと思っていた土地に何度も足を運ぶことになるとは3年前くらいまでは思いもしなかった。 2日前くらいまでは雪もかなり降ってい

      • 今日が素晴らしい今日だ

        先月末、「タイトル未定」のアコースティックツアー、 前人未踏ツアー ファイナルを観に北海道へ。 今年の1月に初めて行った北海道。約半年の間に3度訪れるとは。 Acoustic Tour 「mitei music」 @小樽GOLDSTONE 全7公演を行ってきたアコースティックツアー。 今回の小樽での公演がそのファイナル。 初日の名古屋、6月の東京公演を見てから一か月半ぶりに見たアコツアー。 各地での公演を経て青葉さん、はすみんさんとの チーム感が一層増して、6人で作

        • 小さな百合の花

          先日、『奇蹟 miracle one-way ticket』という 舞台を観てきました。 記憶をなくした探偵とその親友による謎解きの物語で、 シス・カンパニーという事務所に所属している 俳優の方々で構成された舞台になります。 なぜこの舞台を観に行ったのか。 観劇の機会が何度かあって久しぶりに見たいなと思ったのと、その機会をくれた俳優さんが出演していたから。 名前は井上小百合さん。乃木坂46の元メンバーです。 一番初めに書いたnoteに現場へ行くきっかけになったのは西野七

        開かずの踏切

          言の葉

          歳を取るにつれて、伝え方って難しいなと感じています。 あの時、自分の口から出た言葉は正しかったのだろうか。 気にしいな性分でこういう時に女々しい自分が嫌になるのですが、相手のことも考えずに発言するのよりはましなのかな。 リプライやコメントを送る時も、自分の考えがなるべく相手に伝わるように。よく書いては消してを繰り返します。 どうして口に出さないと伝わらない?って思うことが社会人になってから増えました。 学生時代もあまり人付き合いが得意な方ではなかったです。 社会に出てか

          言の葉