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株式投資は経験。

知人との会話の中で「 他の人に株式投資を勧められていて興味がある 」とのお話がでてきた。ふと自分の株式投資を振り返ると、
 よくある失敗は全部したな と思い返しましたので反省も込めて綴ります。

手法としての失敗

口座開設したら即、何か買ってみたい。
以後、ポジポジ病。
雰囲気で銘柄を買って、決算日で被弾。
寄り前の見せ板で超ビビる。
売り買い回転出来ないことで現物の差金決済NG表示で学ぶ。
信用開設。デイトレで遊ぶ。
(昔の日銀金融政策決定会合は面白かったんですよ。ピコピコしてて。)
損切り貧乏。
売ったら底、買ったら天井。
往復ビンタ。
売り買い誤発注。
発注数量間違え。
オプションは保険ではなく、もはやギャンブル。

ざっくりとこんな調子だったと思います。
身銭切って経験した結果が、今は血となり骨となっておりますが、
間違えたら屍になっていたことでしょう…。

ちなみにオプションについては数年前のボラティリティーが低い時代ならば
ファープット、ファーコールやロングストラングルも悪くなかったかもしれないと思うところはあります。それもまた投資ではなく投機ですが。

心の準備不足

値動きにつられる

自分の想定した値動きとは関係なく動く株価。その動きに一喜一憂。
価格の変動はエキサイティングでどうしても面白く感じてしまいます。
しかし、値動きを中心にした行動はお金で遊んでいるだけでした。

他人との比較

自分のポートフォリオであり財産ですから、他人の成績は関係ありません。しかし、SNSなどを通じて他の投資家さんや友人が気になってしまう。
関係ないのに、本当にどう考えても関係ないのに気にしてしまうのです。

情報過多

評論家さんの解説、センセーショナルなニュースなど、たくさんの情報に翻弄されました。言い方悪かったですね。
勝手に私が右往左往してただけです(笑
自分にとって何がノイズで何が有用か判断できるまで、とにかく右往左往です。

辿り着いた答え

投資は目的ではなく手段である

これに尽きるかと思います。散々失敗して学んだ結論がこれです。
私の目的は「 お金に稼いでもらう 」ことでした。
しかし実際には増えるどころか減っているわけで、個人投資家の9割が負けると言われるだけある世界だなとつくづく思うところです。

投資と同じように生き残りが難しいのが起業。
こちらの世界では生き残っているという自信があるので、今も投資は継続しております。経験を活かすも殺すも自分次第なので、これからも学んでいきます。

投資をお勧めできるか

やめておいたほうがいいです

お勧めされなくても、やる人はやる、やらない人はやらない。
それだけだと思います。

私の独断と偏見ですが
投資家目線で言えば、他責の人やカッとなりやすい人にはお勧めしません。
つまり自分で判断出来ない人や、冷静な状況判断と謙虚な分析、行動が取れない人です。

起業家目線で言えば、PDCAサイクル回せる方ならば経験から学べると思います。それはあくまでも「学べる」という事で、
儲かる儲からないの結果は別です。そこは分かりません。

以上、私の所感でした。
ちなみに知人には技量が測れないので「ん~ 勉強にはなるよ」としか言えませんでした。

余談

PDCAサイクルで検索したら「PDCAサイクルはもう古い」と出てきた。

それは、「Plan(計画)」の部分に時間をかけすぎてしまい、スピード感に欠けるからです。

PDCAはもう古い!?PDCAサイクルに代わるOODA/STPD/DCAPとは? | オフィ助

だそうです。
うちの場合は
短期で Check:評価 Action:改善 の繰り返し
長期で Plan:計画 Do:実行 の繰り返し
ですかね。いや、改善が計画であり、実行でもあるような感じです(^^;


[重要事項、及び注意事項]
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