言いたいことが言えないもどかしさ

私は、昔から人の顔色を伺ってしまう性格をしており、
現在もその癖は抜けておりません。

中学のころ、野球部に所属しており、自分よりうまくなかったり、立場が弱いと感じている相手に対し、気に入らないことがあれば文句を言う同期がいました。
私は、ポジションがキャッチャーであり、同期はピッチャー、
バッテリーを組むため、コミュニケ-ションをとる必要があります。

しかし、私はキャッチャーは希望ポジションではなく、半ば強制的につかされたため、やる気が周りと比べてもありませんでした。
そのため、練習試合などめんどくさいなあと感じればよく休んでいたタイプの人間です。

その結果、サインとは違うボールを投げられたり、文句を言われたりと散々な状態。違うボールにびっくりしながらとると、監督から怒られたりと、
理不尽だなあと思いながらも、同期のしていることに対して何も言い返すことが出来なかったのです。

なみかぜたてたくない気持ちが強かったのと、負い目を感じていたのかもしれません。

それでも、人と向き合うということは、ぶつかっていかなければお互いの考え方や気持ちがわかりません。
一歩踏み出す勇気があれば、その人から嫌われたとしても周りが自分を嫌うわけではない、
ともに学生生活を送るとしても数年間、長い人生を考えるとほんの一部分でしかないこと。

そういった時に、何か背中を押すきっかけがあれば、
そして私は、背中を押す存在としてありたいと感じます。

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