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人生で本当に大切なことってなんだろう?

自分の人生で大切なものは何か。
よく考える必要がある。
大切なものが分かると時間の使い方が変わる。
時間は有限である。いつまでも生きていることはできない。
体力も有限である。悲しいけれど、私たちは老い、やがて死んでいく。
だから何に時間を費やすべきか、よく考える必要がある。
大切なものが分からない人は、むやみに時間を消費する。
走るべきでない方向に走ってしまう。
そうすると目的地に近づくどころか、どんどん遠ざかってしまう。
恐ろしいのは、たいていの場合走っている本人には道を間違えている自覚がないことだ。
そうやってむやみやたらに走り続けた結果、待ち受けているものは何か?
無意味な死である。
これ以上ない無意味な死だ。
悲劇。
これ以上ない悲劇。
悲しいことに、ああ、悲劇の人生を謳歌している人のなんと多いことか。
これを読んでいる人の中には、これは私のことだと思う人がいるだろうか?
たとえいたとしても、この問題の重大さを真に理解している人はその中のさらにほんの一握りに過ぎない。
なぜか?
これは突き詰めれば「死」の問題だからだ。
死を正しく理解している人はいない。
それは恐ろしいくらいに未知である(だから多くの人はわかった気になっている)。
死を分かった気になっているということは、「生」を分かった気になっているということだ。
ひとりの人間がいくら頭を悩ましてもわかりようがないことなのに、皆自分の人生を生きている気になっている。
これほど恐ろしいことはない。
だからよく考えなければならない。
取り返しのつかなくなる前に。
生きているつもりになって、本当に大切なことを置き去りにしている。
一番最初に考えるべきことを、後回しにしている。
立ち止まって考えてみよう。
この人生であなたは何をすべきなのか?本当に今のままでいいのか?
あなたが真に考えるべきは、死の問題であり、生の問題である。
この2つは別々の問題に見えて、実は1つの問題なのだ。
『死の解決なくして、意味のある生を送れると思うな。』
これは私の言葉でなく、偉大な先達の言葉である。
お互いこの言葉を強く胸に刻み、大切な生を全うしよう。

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