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ヒトの生体の基礎〜日常的に働く機能〜

人体はホント、不思議。

未だ全て解明はできていない。
人体は小宇宙とも言われるほど。

人体は私が18歳の時からずっと学んでいます。
すでに20年を超えました。
そこで、私が感じた人体の基礎をこの"note”にまとめていきます。

これから人体のことについて学んでいく人もそうですが、今後健康保険の崩壊も視野に入れることを考えると、自分の体は自分で守らなければならない時代になります。(私の中ではすでにその時代に入っていると感じてますが)

今まで人体のことを学んでこなかった方々のためにも、少しでもわかりやすい内容になるよう、微力ながら支えていけたら幸いです。

わからないところは、お気軽に質問等頂けたらお答えできる範囲でしていきます。

また、新たな発見があれば、逐一アップする予定です。
人体のことなので、脳や血液、免疫や筋肉、遺伝子関連などなど、あらゆる基礎知識です。

現代は、ココロの問題も大きく関わってきました。その辺りはセンシティブですが、私がお答えできる範囲でまとめていこうと思います。

今は、世界中で遺伝子レベルの研究をしています。
ココロのことについても関わりがあるようなので、そういった内容も組み込んでいく予定です。


❶人体の構造

人体は骨によって骨格を形成し、肉付けされて、外敵から守るために皮膚で全身覆われています。

家で例えるなら、骨組みで家の形を保ち、壁や屋根などで風雨などが家の中に入らないように、守る構造をしていますよね。

それと同じ考え方です。

家は何もしなければ、どんどん風化していき、脆くなり、やがて崩れます。
それを防ぐために、定期的なメンテナンスをして、長く住めるようにしています。

人体も同じことが起こっています。

新陳代謝がその機能の一つです。
新しい細胞を生み出し、古い細胞を取り除く。

生活の営みがある限り、必ずゴミは出ます。
食って寝てるだけでもお金はかかり、ゴミは出ます。

人体も同じです。

お金(エネルギー)はかかり、ゴミが出ます。
脳や心臓、筋肉や内臓など、エネルギー(ATP)というお金がかかります。

そして、たんぱく質のゴミが出るので、免疫システムがそれを掃除してくれます。

そうやって体内を綺麗にし、常に機能しやすい状態を作ってくれるのです。
これがいわゆる”正常に機能している”という状態です。

いずれかの機能が低下したり、不全(機能しない状態)を起こした場合、QOL(Quality of Life:生活の質・人生の質)が低下すると言えるでしょう。


❷日常的に働く機能

日々の生活を営むのに、欠かせない機能があります。

人は呼吸をして、酸素を取り込み、ミトコンドリアがATPという体を動かすためのエネルギーを作り、体を動かします。副産物として二酸化炭素や使い古したたんぱく質などのゴミが出ます。

そして、食べたものが胃までに消化され、腸で吸収します。吸収できなかったものは排泄物として排出されます。

老廃物を排出するシステムまで備わっています。

ボーッとして、テレビを見てるだけでも、体の中ではさまざまな機能が働いているのです。

以下の機能は、


ⅰ. オートファジー

オートファジー=Autophagyのautoはギリシャ語で「自己」、phagyはphage等と同類で「食べる」の意です。日本語では、自食作用とか自己貪食などというおどろおどろしい訳語が使われますが、要するに細胞が自己成分を分解する機能のことです。近年オートファジーの研究は飛躍的に発展し、オートファジーが発がん、神経変性疾患、2型糖尿病等の生活習慣病、心不全、腎症、感染症、各種の炎症など、さまざまな重要疾患の発症を抑止していること、また発生・分化、老化、免疫などにおいて重要な生理機能を持つことが明らかになり、オートファジー研究は現在大きな注目を集めている研究分野です。

吉森研究室 大阪大学大学院 生命機能研究科 細胞内膜動態研究室/医学系研究科 遺伝学教室
https://yoshimori-lab.com/research/毎度あり/

Autophagy(オートファジー)は自食作用や自己貪食などと訳されます。
オートファジーは簡単に言うと、”リサイクル機能”です。

オートファジーの重要な役割は、
1. 新陳代謝
2. 細胞にとって不要または有害な物質の除去

新陳代謝は体を機能させるため、さまざまな代謝機能があります。その一部として古くなった細胞を分解し、タンパク質を再利用するという代謝があります。

毎日、体内のタンパク質を1~2%(成人男性で約200g)も分解しているそうです。そのうち70~80%(成人男性で約140~160g)は再利用されています。

再利用率は100%ではないため、日々、タンパク質を摂取しなければどんどん細胞の数は減っていきます。

なぜ、積極的に細胞を分解するのか?

そもそも細胞は”工場”のような働きをします。
古くなった建物は老朽化しているので、事故が起こりやすくなります。

ゴ⚪︎ブリやシ⚪︎アリなど、害虫と言われるものが棲みついたら工場で働く人たちは嫌がって仕事が捗らなくなります。(ウイルスや細菌の感染)

そして、建物や生産するための機械類が損傷して、生産力が落ちたら非効率になります。(ミトコンドリアなどの損傷)

そうならないうちに解体(分解)して、新しい工場(細胞)を建てよう!という気前の良い考え方です。

改装(メンテナンス)程度では、はじめは良くてもいつまでも誤魔化しきれないのです。

根本的に建て替えるのがオートファジーの役目でもあります。
ただこれには前提条件として、ちゃんと新しい細胞を期限内に作れるということです。

毎日1~2%の細胞を分解しているわけですから、その分、毎日新しい細胞を作れる生産能力がなければなりません。

分解>生産 の図式になった場合、細胞はどんどん減少していきます。細胞の数は減るので、体は”老化”します。

ⅱ. 恒常性機能

恒常性とは一言で言うと、『一定である』と言うことです。
一番わかりやすいのが”体温”でしょう。

体温が一定である理由。
代謝機能が正常に作動する温度というのがあるため、体温が一定に保たれます。

免疫機能もその一定の体温によって正常に機能します。
オートファジーについては今の所わかりませんが、おそらくオートファジーが正常に機能するには体温が関係するかと私は推測しています。


※後日、追記します。

ⅲ. 代謝機能

代謝というのは、生体内で行われる化学反応の総称です。

生体は、酸素や栄養素を外から取り込み、消化・吸収して活動に必要な物質やエネルギーを生み出します。一方で、体内の活動で不要になった老廃物を外に排出しています。

このように、体内の化学反応によって物質が変化することを、代謝といいます。

看護roo!
https://www.kango-roo.com/learning/3687/#:~:text=生体は、酸素や栄養素,を、代謝といいます%E3%80%82

ⅳ. 免疫機能




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