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ベルリンでエンジニアとして働くことになった。-ポエム編-

※このページはポエム編で、自分の考えや想いを著しています。具体的にどのような面接やコーディング試験を行なったについては、就活編にて記載しています。

はじめに。

来月(2022年7月現在)より、ベルリンのスタートアップ企業でエンジニアとして働きます。どうやって仕事を見つけたのか、どのような選考が行われたのかについて、備忘録として、そしてベルリンでエンジニアとして働きたいと思っているかもしれない誰かに向けて、記事を書くことにしました。
私は都内のIT企業に営業職として新卒入社をし、配属のタイミングでエンジニアにジョブチェンジをしました。配属されてから約3年半、言語でいうとJava, Python, Goでプログラムを書き、バッチシステムやモノリシックなwebサービスからマイクロサービスまで、さまざまなシステムの構築に従事しました。
ドイツという国との関わりでは、大学ではドイツ語を専攻しており、交換留学で1年滞在していました。それ以降、思い出めぐりをしに行きたいなと思いつつも、仕事を言い訳にしていたらコロナ禍による行動規制もあり、一度もドイツに行くことができていない状況でした。

きっかけはLinkedIn

コロナ禍による様々な行動規制やリモートワークの普及など、新卒入社時代から大きく世の中が変わり、自分自身も変化をしていかなければならないとなんとなく思っていました。エンジニアとしての仕事内容に不満はなく、尊敬できる先輩たちや優秀な後輩たちにも恵まれていたものの、単調な日々の繰り返しに漠然とした不安も抱えていました。そうした中、前職がエンジニアのリモートワークを撤廃(のちに情勢に応じてフルリモートや週1-2回の在宅が認められる)したことをきっかけに、LinkedInの求職ステータスをオンにしました。
LinkedInには希望する職種や雇用形態などに加え、勤務地の希望を書くこともできます。日本以外も選択できるため、ドイツを勤務地の希望に書きました。かつてドイツの大学院進学を志望していたことがあり、結果としては就職することにしていたのですが、自分が漠然と不安を抱えていたのは、あのときドイツを諦めたことに起因していたような気がしたからです。
そんなこんなでLinkedInにはさまざまな転職エージェントから同じような定型文メッセージが届いていたのですが、一通、ベルリンのスタートアップ企業から直接メッセージが届きました。

就職活動

ということで2022年3月にベルリンからメッセージをいただいたので、試しに返信をし、ビデオ通話で会社のこと、自分の求職ステータスについてや技術スタックについて30分ほど話をし、コーディング試験に招待をされました。冒頭でも記載した通り当投稿はポエム編なので、試験や面接プロセスについては別途就活編で記載をしているため、興味があればそちらを参照していただけると幸いです。
そんなこんなで面接中に身内に不幸があったりといろいろ大変なことがありながらも無事内定をいただくことができました。やりとりをしていた企業も他にはなく、(2022年4月当初の円安の影響もあり)ユーロ建て給与の大幅な年収アップなどの待遇やドイツ移住サポートなどにより、オファーを承諾しました。

ドイツに来てから

オファー承諾後は前職での退職手続きやビザ、税金など日本での様々な煩雑な手続きと、ドイツに来てからの手続きがいろいろとありましたが、それも別途移住編か何かで公開予定です。
手続きを一通り終わらせて今はドイツで仕事が始まるまでゆっくりしています。夏のベルリンは天気も良く、21時でも外は明るく、東京に比べて気温も湿度も低く(といっても熱波の影響で37度まで気温は上がりました)、快適に過ごせています。留学を終えてから6年の月日が経っているため、言語の面でまだまだ不自由を感じているし、当時からの変化にまだついていけていないことも多いですが、それでも幸運なことにサポートをしてくれる当時からの友達もいるため、いまのところこっちに来てよかったと感じています。まだ働き始めていないので、このあとどのようなことを思うのか、もしこの記事が消えていたらそのときは察していただければなと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか。
こちらでの生活はまだスタートラインに立ったばかりです。これから思ったことや感じたことを、noteにて発信していこうと思います。
お読みいただき、ありがとうございました!

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