見出し画像

【2】1日1ページ読むだけで身につく 体の教養365

こちらからの続きです↓

【子供】に関するまとめ。

1)ワクチン接種
•1796年
•英国の医師エドワード•ジェンナー
•重篤な病気から守るため
•近縁かつ安全なウイルスを接種 【補足】弱毒化された無害なウイルス株からワクチンをつくってからだの中に注入すると、白血球の B細胞と T細胞が活性化され 、さらに記憶細胞がつくられる 。これらの細胞は 、からだの中で数十年にわたって増殖するため 、再び同じウイルスに遭遇したときは 、特化した白血球の部隊がただちにウイルスを破壊する 。

2)未熟児
•予定日の3週間早く生まれる
•8人に1人
3)新生児呼吸窮迫症候群
•呼吸障害
•昔、新生児の死亡原因第一位
•現在、ステロイド注射など対処可能
4)壊死性腸炎
•症例の85%は未熟児にみられる
•生後2週間以内みられる
•血便、嘔吐など •原因不明
5)人工呼吸器療法
•1929年
•アメリカ医師フィリップ•ドリンカー
•適切な呼吸が難しい人のために開発
•空気を患者に送る
•少量の酸素投与の場合、鼻カニューレを装着
6) 乳児突然死症候群
•原因不明の突然死
•現時点での原因は2つ(身体的な問題/環境要因)
•身体的な問題は、心臓や脳の障害、あるいは未熟な自律神経系
•環境要因は、うつぶせで寝ること
→(対策)薄いマットレス。仰向けで寝かせる。おしゃぶり。
•男の方がなりやすい
•喫煙の母だとなりやすい
7)熱性痙攣
•発熱に伴う痙攣
•25人に1人の確率
•6ヶ月から5歳の子ども
•恐ろしい疾患だが、その後のリスクは少ない
•基本的に15分以内 •パニックにならない様、知っておく事が重要
•熱性痙攣を防ぐには、水分補給と解熱剤
8) 自閉症
•コミュニケーション能力に乏しい
•明確な診断基準がない
•明確な原因は不明
•現段階では、原因は2つ(遺伝/環境)
•チメロサールという防腐剤が、小児期ワクチンに使われていた
9) 母斑(ぼはん)
•シコリやシミ
•大きさ、形、色は様々
•多くは悪性化する事なく小さくなるか消える
•2種類ある(色素性母斑/血管性母斑)
•色素性母斑は、蒙古斑など •血管性母斑は、斑状母斑、イチゴ状血管腫など

10)パーカーの仮説
・1995年
・英国のデイビッド・パーカー
・内容は、「ヒトの成人後の健康や疾病発症は、生まれる前の胎児期の子宮内環境によって決まる」
・小さく生まれた男性が、心臓疾患の発生率が高い事に気付いたのがキッカケ

11)発達遅延
・同年代に比べ、運動、言語、社会性、思考能力に著しい遅れが見られる事
・生後3年間は可能性がある
・原因は複数考えられる(遺伝的要因/妊娠や出産に伴う感染症や早産)
・3%は発達の遅れがあり、そのうち20%は発達遅延

12)反抗挑戦性障害
・反抗期が過激になる、もしくは半年以上続く場合
・5-15%の子供が経験する
・カウンセリングや処方薬が有効

13)アプガースコア
・1952年
・アメリカの女医であるヴァージニア・アプガー
・アプガースコアは、「申請時の状態を迅速に評価するための点数法」
・1分後と5分後に検査
・5項目(皮膚の色/心拍数/反射/筋緊張/呼吸)
・覚え方はAPGAR(Appearance:外観/ Pulse:心拍数/ Grimace:顔をしかめる/Activity:活動/Respiration:呼吸)

次回に続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?