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「思ったことを、思ったとおりに書く」のは、思っている以上に難しい

こんにちは。
公立高校教員のたこぽんです。

最近、noteを執筆していて思うのですが、

「思ったことを、思ったとおりに書く」のは、思っている以上に難しい

ということです。
なんか、早口言葉のようになってしまいましたが。。。

思ったことなんて、すぐに書けるんじゃないの?

とか言われそうですが、実はそう簡単なことではない。
以下の3段階で思った通りに書くのが難しい理由を説明します。

思いついたことをすぐに忘れてしまう

人間って、すぐ忘れますよね?
え、私だけですか?

例えば、通勤途中。
「あ!記事の良い記事のアイデアを思いついたから、このことを書こう!」
と思っていても、職場に着く頃には。。。

「なんか、良いアイデア思いついたけど、どんな内容だったっけ?」
と。

また悔しいのが、「良いアイデアを思いついたこと」は覚えているのに、
その「内容」は覚えていない。
これはなんなんでしょうね?
(科学的に何か名付けられているんでしょうか?知ってる方いらっしゃったら教えてください!)

ということで、良い記事のアイデアを思いついたのに書くときになると忘れている。
これには、とにかくその場でメモする!
しかないんでしょうね。
なので自分も、常にポストイットとボールペンを持ち歩いています。

思ったことを文章化するのは難しい

そして、思ったことを文章化するのって、実は難しい。

頭の中でモヤモヤしていることを文章化するとスッキリします。
スッキリする反面、自分で書いた文章を客観的に読んでみると

「こういうことを言いたいんじゃないんだけどな。。。」
「この文章では、何を言いたいのかわからん」

となってしまいます。

いや、いいんですよ、その気づき自体は。
それで文章を見直すことでもっと良くなっていくわけですからね。
ただこれを繰り返してくと、自分の書いた文章の細かいところが気になってきます。

で、何度も何度も書き直した結果
「結局、何を言いたかったんだっけ?」
となってしまうことが多い。

書いた1日後とかに読み直すと、こういうことがよく起こりますね。
そして結局、書くのが嫌になって、文章を書く手が止まってしまいます。

だから、文章を書くのって、案外「勢い」も大事なんですね。
「書こう!」と思い立ったら、その瞬間に多少文章がおかしくても
文字にしてしまうようにしています。

外部の視点が気になりすぎてしまう

そして、最後がもっとも重要なこと。
外部の視点が気になりすぎてしまう。

「この言い回しでいいのかな?」
「この記事にどんな反応が来るだろう?」
「そもそも、こんな記事みんな見てくれるのだろうか?」

これらのことが気になり出します。
そうなると、細かい言い回しを直したり、
本当はズバッと書きたいことをあいまいにしてしまったり、
本当は書きたかったことなのに「見られないだろうな」と思って記事自体書かなかったり・・・。

その結果、記事を書く手が止まってしまいます。

もちろん、記事が客観的にどう読まれるかを意識するのは重要です。
読みやすくなるし、読んで欲しい人に届きやすくなる。

しかし、本来は「自分の思考をまとめるため」に書き始めたのに、
周りを気にしすぎてしまうあまり文章が書けなくなるのは本末転倒です。

と、頭ではわかってはいるんですが、私自身が毎回
これらのことに悩みつつ、noteを書いています。
もっとスッキリと「自分の思ったことを思ったとおりに書ける」ようになりたいものですね。

それでも「自分がこの3段階で悩んでいる」ということが分かるだけでも、書きやすさは変わります。
皆さんも、文章が書けなくなった際、自分がどの段階で悩んでいるのか、意識してみてください。

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