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毎日日記を書く効用

こんにちは。
公立高校教員のたこぽんです。

皆さん、日記って書いてますか?
私は、毎日の日記を5年間、欠かさず書いています

今日は、日記を書いていない方への「毎日日記」を書くことの効用、
どんなことから始めたらいいのかを書いていきたいと思います。

書くことで「悩み」が解消される

私は日々、色々なことに悩んでいます。
子育てのちょっとした悩みから、将来の悩みまで様々なことに悩んでいます。

悩みはじめると、そのことで頭の中がいっぱいになって
他のことが手につかなくなることも。。。

悩みってツラいですよね。
そんな頭の中のゴチャゴチャを、書くことで解消することができます。

悩みごとって、たくさんあるように見えて、
実は悩んでいるものの数自体は少ないです。

つまり、同じことを何度も何度も考え込んでいることが多い。
それらを「日記を書く」ことで、文字にして見えるようにできます。

今日一日、何に悩んでいたのか?
今、何に悩んでいるのか?
書くことで自分の今の悩みごとが明確になります

そうすると案外、毎日同じことに悩んでいて、
「これ、昨日も書いていたな」と思い直すことができます

「悩み」って何に悩んでいるか分かれば、8割は解決したようなもの。

というのも、自分が悩んでいることが明確にわかると、
「どうすれば解決できるか?」という思考で日常の生活を送るようになります
それで、ひとりでに解決することも多いですね。

自分の「感情のバイオリズム」がわかる

私は、かなり感情の浮き沈みが激しい方です。

できごと一つ一つに必要以上に一喜一憂してしまう。

よい時には、天気が晴れているというだけでテンションが上がりますが、
悪い時には、人の行ったことを必要以上に気にしてしまい、些細なことでテンションが下がります。。。

この感情の浮き沈み、なんとかならんのかと思っていたのですが、
ある時、ここまで毎日書いてきた日記を見返してみました。
そうすると明らかに「感情のバイオリズム」があることを発見

私の場合、だいたい2週間単位で上がり下がりしています。
月単位で見ていくと、前半はテンションが高い日記が多く、幸福にあふれています。
対して、月の後半はテンションが下がっていて、不満や不安ばかり書いています。

このように、毎日日記を書くと、過去の感情が形になって残ります
これが分かれば、対策を取ることもできる。

日記を見直して
バイオリズムが下がってきていたら、感情が動きやすいことを避けよう」とか、
バイオリズムが上がってきていたら、やってみたかったことをチャレンジしてみよう!とか。

今まで漠然としていた自分の感情に対して、対策を取ることができるのが
毎日日記を書くことのメリットです。

まずはその日あったことを「箇条書き」するのがオススメ

では、毎日日記を書くために何をすればいいのか?
まずは、その日あったことを「箇条書き」するのがオススメです。

もちろん、書くことに慣れているのであれは、自由に書いても構いません。
しかし、今まで文字を書いて来なかった人にとって、
「自由に書け」と言われても、なかなか難しいことだと思います。

そして、その出来事について「5段階」で評価を付けて起きます。
これは自分の主観で大丈夫。

この評価を書いておくことで、あとで見直した時に
「この時期は仕事が忙しくて、ネガティブな感情だったなー」とか
この時期はプライベートも仕事も充実していたから、ポジティブだったな!」
振り返り直すことができます。

記入例は以下の通り。

・やっと大きな仕事が終わった 3
・昨日は仕事を効率的に終えて、定時帰宅できた 4
・久しぶりにサウナに行ってゆっくりできた 5
・夜の子ども達とゆっくり遊ぶことができた 4
・人間関係を考えて、やりたくない仕事を請け負った 2

こんな感じで、1日の振り返りを箇条書きで書いていきます。
これは、手書きでもスマホに入力しても、どちらでもOKです。

とにかく毎日、短くてもいいから、簡単でもいいから、
「書くこと」を継続することが大事
です。

ちなみにこの方法は、岡田斗司夫さんの『あなたを天才にするスマートノート』
参考にさせていただきました。

『あなたを天才にするスマートノート』岡田斗司夫著

私は、この記録方法で5年間記入を続けました。
5年間の記録を振り返ると、その時頑張っていたことや、時々の感情もよみがえります。

これらを確認することによって
「自分が何に悩むのか?」
「自分にとって何が大事なのか?」

が、少しずつ見えてきます。

自分自身が、どうするとポジティブになって、どうするとネガティブになるのか?
これらが分かってくると、少しずつ人生に生きやすくなってきます。
ポジティブなことを増やして、ネガティブなことを減らしていけばいいわけですからね。

人生を楽しむのも、悩むのも、自分の思考しだい。
「日記」を書くことで、皆さんの人生が少しでも楽しくなることを祈っています。

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