DTMサークルで活動して思ったこと
学生の活動としては「アルバムを出す」だけでも十分だとは思いますが、同人活動や、時にアマチュア・セミプロの活動と結びついているのが「DTMサークル」としての特徴です。各部員が自身のブランディングやプロモーションを行う上で、組織の力を使ってリーチさせていくのは有用な手段であると言えます。
各個人の力でブランディングするのには限界があります。個人で発信するとすれば、様々な人と交流し、人間の輪を広げていく必要がありますが、非効率かつ交友関係にない人には当然届きません。
DTMは音楽活動のツールとして広く定着してきました。しかし、DTMを主として行う個人が交流の場を持つことは難しいのが現状です。つながりを持つ場として、TwitterやDiscord等のSNSが多いですが、結局個人レベルの努力に帰結してしまいます。
学生団体は、門戸の広さを生かして多様なジャンルのDTMerが交流を深められる場です。私たちはそのような場を生かし、発展させていかなくてはいけません。各組織の発信力が高ければ、陰で埋もれる若い才能も少なくなっていくはずです。
また、大学DTMサークルは比較的若い文化であるが故に、認知度はまだまだ低いのが現状です。DTMサークルを知らないまま活動している学生もいるのではないでしょうか。
そこで、交流の場として「大学DTMサークル」という活動を広く訴求する必要があります。そのために共同発信する媒体を持つことで、各団体の知名度の向上や、それに伴うコラボレーションも増えてくることと思います。対外的にも「大学DTMサークル」として発信することは有益だと考えます。DTMサークルという概念が根付くことで各大学のDTMサークルが「音楽サークル」として認識されるようになるためです。
私が提案したいのが広報用のメディア(媒体は不明)です。私の所属するKMMや音旋会に限らず、他大学のサークルを広く巻き込んだメディアを作り、相互に広報、発信を行っていくのが活動の趣旨です。
…というたこぴーくんの妄想でした。ぱちぱちぱち
去年はコロナ禍で活動できなかったですが、今年はKMMで合宿を行いました。やっぱりリアルの活動って大事やなって思いました。
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