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おむすびメソッドに陥りやすい行動とは?(説明資料作成で気を付けること)

おむすびメソッドってなに?

「おむすび、おにぎり、にぎりめし」のように言い換えできる言葉から、
「同じ言葉を変化させたり、派生させただけで問題を解決に導けない状態」
を「おむすびメソッド」とネーミングした造語。

仕事では何らかのプロジェクトが立ち上がり、すすめ方を決めなければならないシーンは必ずあります。

通常、上司など役職上位の社員がプロジェクトの目標を立て、メンバの中からプロジェクトリーダが任命され、「進め方を考えてね」と伝えられます。

仕事のプロジェクトを具体化する図

より具体的なプランにしていくためには、上司からもらった資料だけでなく、利害関係者の動向をウォッチし、図中でいう「新しく考え出した部分」を導き出すことが必要なわけです。

しかし、「わからない」「考えるのが苦手」「自分の言葉に責任が持てない」のように考えてしまうと、「上司からの資料や過去に展開されたものを切り貼りしてつくろう」みたいな思考が働きます。

切り貼りして資料をつくって乗り切ろうとした図

この際、言い方を変えたり、補語が付け加えられただけの説明となってしまい、プランの具体化が進まなくなってしまいます。

具体的なプランがまだ準備できていないからお願いしているのに、過去に展開された資料を貼ってごまかすと「おにぎりメソッド」が発動してしまいます。これを繰り返すと、一歩も前に進まない打合せが何週間も続いてしまうので、要注意です。

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