タコみち! 新しい顔よ!
これは、初心者noterがプロフィール画像を一新したいと願い「noteで記事を読んでくれた方に描いてもらう!」と決意し、その決意を実現させるまでの回顧録です。
新しい顔が欲しかった
2021年4月20日。noteでの活動開始。
本気でSNSと向き合うのは今回が初めて。
noteの執筆を始めて何日目かで、ふと気付く。
プロフィールアイコンめっちゃ大事。
顔写真を何枚か自撮り。即却下。とにかくダサい。顔写真を使うならプロに頼もう。ひとまずCanvaのフリー素材でその場しのぎ。
2021年5月20日。
noteで活動を始めてから1カ月が経過。
中田敦彦さんのアバター化宣言を見直す。結局取り下げちゃったけど、素顔を晒すってリスクあるよなぁ。
よし、イラストレーターさんに描いてもらおう!
イラストを描いてもらうなら、自分の人となりをよく理解してくれる人に描いてもらいたい。noteの記事を読んでくださったイラストレーターさんから選んだら良いかな?孫悟飯のサラリーマンバージョンで、WEBライターを描いてくれる人がいたら最高だな。
このあたりから、noteでイラストレーターさんの記事を読み漁り始めた。
完璧なタイミング
2021年5月25日
イラストレーター「ロンザエモン」note初投稿。
(その時に読んだ記事はこちら)
noteには「閲覧履歴に基づくオススメ」という機能がある。トップページを開いた瞬間、普段読んでいる記事と似たものをオススメしてくれる機能。その機能を使って、ロンザエモンさんのnoteデビュー作が、何気なくnoteを開いた私の脳内へ飛び込んできた。
その絵に一目惚れ。そして文章に一目惚れ。
理屈はわからない。一目で惹きつけられた絵。
その絵とセットで綴られた文章。
そこにはロンザエモンさんの半生が綴られていた。
自分の絵が評価されない時期を過ごしたこと。
評価されるようになるまでに取り組んできたこと。
素人の自分にも分かるように書かれた、これまでの道筋。
記事を読み終わる頃には「この人に描いてもらおう」と即決していた。「noteで記事を読んでくれた人に・・・」という目標なんて、この瞬間は忘れていたね。
はじめての発注
自分の中では即決していたけれど、イラストレーターさんに発注することなんて初めてだったから、色々と戸惑った。こういう場合、どんなアプローチをしたら良いのだろう。noteでいきなり「描いてください!」ってコメントするのもなぁ。
どうやらTwitterのダイレクトメッセージで依頼を受け付けているご様子。向こうはきっと依頼メッセージを受け付けるなんて慣れたものなのだろうけど、こっちは一世一代の告白タイムに臨む気分だ。せっかく依頼するなら、少しでもこちらの意図を理解した上で、気持ちよく描いてもらいたい。まずはロンザエモンさんについてリサーチだ。
過去作品を調べたら様々な作品を見ることができた。しかもなんと・・・ロンザエモンさんドラゴンボール絶対好き。ドラゴンボール関係の作品たくさんキター!!!
「これはもう、WEBライター悟飯を描いてもらうしかない」
興奮気味に、Twitterのフォローボタンを押したことだけを覚えている。
はじめての打ち合わせ
2021年6月9日
Twitterによるやり取り開始。
自分の中でイメージが固まる前に、一目惚れしてしまったこと。納期は急がないので、イメージ固めの相談からお願いしたいこと。現状のイメージは「パソコンに向かっているサラリーマン悟飯」であること。予算はクラウドワークスを参照して、3万円前後を見積もっていることを伝えた。
この頃はTwitterのダイレクトメッセージ機能を使い慣れていなくて、改行と送信の誤爆を繰り返す。(普通に改行すると送信されちゃうって知らなかった)
ロンザエモンさんのリアクションは予想以上に優しくて丁寧で、どことなく「noteの記事が依頼につながったこと」を喜んでいる気がした。
これは・・・いける!
きっと気持ちよく描いていただける!
記事を読んで、ロンザエモンさんが結構な理論派であることは知っていたから、まずはプロの率直な意見を聞くことにした。
「WEBライターのプロフィール画像を作るとしたら、どんな要素を考慮しますか?」
速攻で「信頼感が大事」とのご返答。
「孫悟飯案は親しみが湧くけど、キャラクターのイメージが強すぎて、タコみち自身のイメージと結び付かない」
サラリーマン悟飯案。やんわり却下。
あー・・・うん。そうだよね。素直に納得。
そこからイメージ作りが本格的に始まった。
リアル・タコみちの写真を送り
ロンザエモンさんも私のnoteを読んでくれた。
音声記事まで聴いてくれて、感想までいただけた。
音声記事を公開して本当に良かったと思った。
言葉でイメージを伝える自信が無かったから
ポーズの下絵を描いて送り
(予想以上に喜んでもらえた。ヒャッホー)
それからラフ画を見せてもらって
さらにポーズの追加案を提案し
↓
「これ絶対、自分一人で眺めてニヤニヤしたいヤツや!」と思ったので、料金追加で全身を描いていただくことになり
ラフ画完成
「ラフ画ってこんなに丁寧に描いてくれるものなんだね」と思ったことだけを覚えている。あとはもう、完成が楽しみな気持ちでイッパイイッパイ。
はじめての納品報告
そうして完成した絵がこちら。
(ノーマル加工バージョン)
(ライティング加工バージョン)
受け取った時の気持ちは今まで感じたことの無いものだった。感謝。喜び。労い。満足感。安堵感。達成感。解放感。それらの感情が自分の中から一気に湧き上がって「どぅわー!」ってなる感じ。
これはきっと、ロンザエモンさんとnoteで出会ったからこその感情なのだろう。ロンザエモンさんの絵を見ただけで発注を決めていたら、この感情はなかったと言い切れる。noteを通してロンザエモンさんの半生を知り、私自身の人となりも知っていただき、一緒に相談しながら一つの作品を創り上げた。私はクライアント(依頼主)だったが、それと同時にクリエイター(創作者)でもあったのだ。
創作を行う者同士の取引って、こんなにも気持ちの良いものなのか?たまたまロンザエモンさんが素晴らし過ぎたのか?この1件しか経験していない自分には見当もつかない。
でもこれだけは確かだ。
お互いに敬意を払って
誰かと一緒に何かを創るのは楽しい。
クリエイターさんに依頼したいことがあれば
私は今後もnote内で依頼相手を探すだろう。
回顧録は以上になります!
顔は変わりましたが関係は変えずにいてくれたら嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた!
【ロンザエモンさんのオススメ記事】
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