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タコのまくら クラフトコーラーの話

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珈琲とおやつ タコのまくらが作るクラフトコーラのお話です。
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小豆島のクラフトコーラ その7 おすすめの飲み方

小豆島のクラフトコーラ その7 おすすめの飲み方

タコーラの販売を告知したら、島の人がチラホラと覗きに来てくれるようになった。

そしてタコーラを手に取って

「あー。なるほど、このまま飲めるんじゃないんだ」と。

そう、うちの販売用のタコーラは炭酸水で割って飲む、シロップタイプのもの。家で自分で作るようになっている。

(最近、巷はクラフトコーラブーム(?)。栓を抜いてそのまま飲めるようなタイプのクラフトコーラも販売され始めている)

タコーラ

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小豆島のクラフトコーラ その6 柑橘天国

小豆島のクラフトコーラ その6 柑橘天国

クラフトコーラになくてはならないのが柑橘類。

コーラを飲んだ時のあの爽快感はレモンやライムなどの柑橘類のフレッシュな香りや酸味のおかげだ。

小豆島はオリーブの島として知られているけど、実は柑橘類の宝庫でもある。

瀬戸内海は温暖でよく晴れる。

お日さまが大好きで水はけのよい土地を好む柑橘類が元気に育つ土地は、オリーブの栽培にも適しているということだ。

というわけで、島の中にはいたるところに

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小豆島のクラフトコーラ その5 タコのまくら

小豆島のクラフトコーラ その5 タコのまくら

タコのまくら。

うちの店の名前。

お客さんによく、なんで「タコのまくら」なんですか?と聞かれる。

「タコノマクラ」とは海の生き物の名前。

ウニやヒトデなどの棘皮動物の仲間。

浅瀬の砂地に生息し、直径10cmほどの丸く平らな形をして、背面に5弁の花のような模様を持っている。

その昔、この生き物を発見した人がふざけて、もしくは投げやりに(笑)「この生き物はタコの枕にちょうどいい大きさだから

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小豆島のクラフトコーラ その4 タコーラ誕生!

小豆島のクラフトコーラ その4 タコーラ誕生!

なかなか手強かったコーラナッツの配合もうまくいき、納得いく味に仕上がったうちのクラフトコーラ。

あとはその名前とデザインを決めるだけ。

小豆島といえばオリーブ。

「オリーブコーラはどう?」

「ない!」

みゆきちゃん、思いっきりの却下。

「小豆島コーラ」「ない!」

かぶせるように却下。

そして「タコーラでいいんじゃない」と。

まぁ、ゆるくて、うちらしいし、それでいいか(笑)

「デ

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小豆島のクラフトコーラ その3 コーラナッツ

小豆島のクラフトコーラ その3 コーラナッツ

スパイスと柑橘と砂糖でつくるコーラ液に梅シロップとレモンシロップをブレンドして作ったうちのクラフトコーラ。

これめちゃえーやん。

と満足していた私に「コーラナッツ」というものがあると教えてくれたみゆきちゃん。

コーラナッツ?

早速調べてみると、コーラナッツとはアフリカの熱帯雨林に生息するアオイ科コラノキ属の総称で、その種子がコーラ・ナッツ。

少しずつ噛み砕いて楽しむ嗜好品として主にイスラ

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小豆島のクラフトコーラ その2 梅はどう?

小豆島のクラフトコーラ その2 梅はどう?

クラフトコーラ。

どうやらクローブやシナモンなどの数種のスパイスとレモンなどの柑橘類、それに砂糖があれば簡単に作れるらしい。

いくつか参考に覗いたサイトのうち、おいしそうなレシピを試してみた。

で、出来上がったクラフトコーラはというと・・・。

「まぁ、普通においしいけど、買ってまで飲みたいかと言われたらそこまでもないかな」って感じだった(笑)

改良の余地、十分にあり。

そこで閃いたのが

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小豆島のクラフトコーラ その1 コーラをつくってみよう

小豆島のクラフトコーラ その1 コーラをつくってみよう

「コーラ作ってみた」

みゆきちゃん(奥さん)の手には、シュワシュワと怪しい香りのする液体。

「えっ!コーラって作れるの?」

いつも、彼女の食べ物に関する探究心や知識には驚かされる。

とりあえず、まずは一口飲んでみる。

ゴクッ。

おー!コーラと言われれば、確かにコーラ(笑)

なんと。コーラというのは作れるらしい。

赤や青がトレードマークの会社が生産している、体に悪いかもしれないけど、

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