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旅行記:イスラエルとパレスチナ自治区を隔てる壁

本日、イスラエルとパレスチナで攻撃の応酬が続く中、ガザ地区ではイスラエル軍が事前に空爆を通告している攻撃対象以外の民間施設に大きな被害が出ていることがNHKで知り、悲しく思った。

6年前の2015年にイスラエル入国した時、ツアー使わず個人で旅するのにかなり神経的に緊張の連続であったのを今でも覚えている。特にイスラエルのパレスチナ地区です。記憶が薄くなってくる前に書き込んでおきます。

2004年、イスラエルのテルアビブ空港への旅券を購入した数ヶ月後に、ISILによる日本人拘束事件、イスラエル、シリア旅行中の香田証生さんが殺害される事件が発生してしまった。安全確保のためにキャンセルを検討したが隣国のイスラエルに危機リスクに至ってないためにキャンセルが出来ない状況であった。

本来は、テルアビブ空港の往復18万円旅券よりも、ヨルダンのアンマン空港の方が往復9万円で安く抑えられる。そして、ヨルダンからイスラエルへ入国するための領域を潜るのに1kmも歩かなければならないリスクがあり英語が苦手な私にとって確実と思える情報が得られなかったのと、アンマン空港はシリア国の領域からすぐにある場所であるため、危険を避けるために安全であるテルアビブ空港を選択するしかなかった。

そして、東エルサレムにあるホテルを予約していたが、パレスチナ地区のベツレヘムはイスラエルとパレスチナ自治区を隔てる壁をイスラエルが建設し隔てられているため、イスラエル側の検問を経なければならない。
ツアーの場合、日本語サイトは手数料が高いので英語版でいつも予約している。日帰りツアーを予約する時、ピックアップ先が東エルサレムであることで拒否される。地区の違いで拒否されるツアー会社の対応に唖然したものでした。どうしてもベツレヘムへ行きたいために東エルサレムでなくエルサレム地区のホテルに予約変更し、ピックアップしてくれた。

イスラエルとパレスチナ自治区を隔てる壁の検問所(エルサレム側)

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帰国する日、テルアビブ空港で会った日本人青年男性から、やっとベツレヘムへ個人的に行く手段を聞くことが出来ました。
ベツレヘムへ個人で行くためには、パレスチナ地区の東エルサレムにあるバスターミナルのバスから乗っていけばいいのでした。パレスチナ人のみとなっているため、日本人もパレスチナ人のような服装をする必要があるとのこと、途中で自衛隊にバスから下ろされて全員手を上げて手荷物検査とボディーチェックをされて緊張したとのこと。

日帰りツアーが他のよりベツレヘム行きが2倍高く1万8千円近くするのでおかしいと思ったら、イスラエルとパレスチナ自治区を隔てる壁までに送るガイド、潜った後に迎えに来てくれるガイドの手配が必要でした。
ベツレヘム659km²といえば、日本では長野県飯田市658.7km²と同じ大きさです。パレスチナ人はその土地だけで生活されているのです。私たちは長野県飯田市の領域以上に全国を駆け巡る旅、世界へ旅経つ自由さがあります。パレスチナ人はその市内の面積以内だけで生活しているのです。色んな体験があまり出来ない境遇に痛感する思いでした。

イスラエルとパレスチナ自治区を隔てる壁の検問所

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イスラエルとパレスチナ自治区を隔てる壁(パレスチナ地区側)

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英語版ツアーで1万8千円、日本語版だと2万5千円だった記憶がある。
バスなら800円で行ける。。。検問所で拒否された日本人男性から直接情報あったため、容易ではないですがルートを現地で見れたことで次回に事件とか治って行ける環境になったらパレスチナ人の服装を着て東エルサレムからバスで向かっていこうと思う。

ベツレヘムで観光し、エルサレムのホテルを戻った晩のニュースで、同じ時間帯に観光した地区から5分ほどのところでパレスチナ人の男の子が自衛隊に銃撃されたのを知り、身震いがした。

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写真撮影したのが事件あった近くの場所でした。

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パレスチナ地区、ガザ地区の支援については次回の投稿に書き込んでいきます。

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