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私は貴方を愛していたよ?

それは
陽の光が翳る様に静かに、何事もない様に訪れる…これは、ひだまりだったのか。それとも、焼き尽くされる炎だったのか。わからないけれど、でもそこに愛があったと錯覚するほどに、この先疑うことなど必要ないと信じるほどに、それは確実にそこにあると私に思わせていた。なぜなのかなんて今もわからない。憎みたくもない。でも、あの人はある日から、どの日から、どの日からなのか…

私を、愛する対象から、貶める対象にした。
突然に。酷く、貶める様に。そして、それを楽しんでいたとしか思えない酷いやり方で。

気がつかない。
それは

その悪魔の全貌が
見えるまで…


モラルハラスメント
〜愛する事をすることは
 それは
 お前を貶めて
 支配することの快楽のために
 いる事〜


(本編)

私には
娘が2人
最適だっただろう

彼は
その時シングルマザーと付き合っていた
でもうまくいっていないと
そういって私に
彼女の悪口を言った

そして
私と付き合いたいという時
彼女の子どもに
手紙を書いたと言って
私に見せた

その子も
女の子だった

支配するための道具探し

恐ろしい

〇〇ちゃんのことは
とても大事だよ
でも
…お母さんの軽い口を挟み

貴方の味方だよ

今思うと
なんでその時に気が付かなかった?
その異常さに

この男は
私を性奴隷にして
捨てた後
私の可愛い娘たちを
手玉に取り
自分のものにしようとした

ただそれだけだ

恐怖しかない

でも錯覚した

9歳年上の私を
愛していると言った言葉に

甘い言葉は
嘘ばかりだ

この男の子供も
女の子が産まれた

3人の女の子の
親権をとって
何をしようというのか

末恐ろしい…

#創作大賞2023 #恋愛小説部門
#モラハラ #DV
#リアルホラー

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