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たこが考える侍ジャパン(投手編)

みなさん、こんにちは

たこです

noteは初投稿ですがいきなり本題入ります笑

今回はコロナの影響でオリンピックが延期され、予定通りに進めばWBCが先に来る日程となりました。まぁ、WBCも延期される可能性も世間では取り沙汰されていますが笑

ということでWBC日本代表を考えてみました。五輪のメンバーでも良かったのですが人数的に難しいんですよね。WBCだと28人ですのでやりやすい笑

まずは投手編です

※勝手にメジャーリーガーは参加しないテイでやってます

メンバー

13名

菅野、千賀、有原、岸
今永、山本由、高橋礼
塹江、宮西、秋吉、森原
松井、山崎

(濱口、石田、田口、福、岩崎、甲斐野、森唯、石川直、藤嶋)

※カッコ内は候補選手

先発

エース菅野
2番手千賀
3番手有原
という3人のラインナップ

昨年は不調だったがエースは菅野以外考えられない。余裕で復活するだろう。
千賀はまだエースではないという勝手な固定観念もあるのだが、何より後ろで使うという選択肢を残しておきたいので先発1番手としては使いづらい。
有原はスラットチェンジにツーシームなども保持しており、国際試合向きだろう。

ミソは岸孝之

こだわりはそこにサブとして岸孝之を選出したこと。

WBCには消化試合がいくつかある、例えば、二次ラウンド進出が決まった状態の一次ラウンド第3戦や二次ラウンドの順位決定試合など。

消化試合として扱うのは若干の反感を買うかもしれないが事実、過去の大会を見てもこういった試合では主力を温存し、サブ選手がスタメンで使われている。特に投手はその傾向が顕著である。

そこで使うのが岸である。昨年のプレミア12で消化試合と化したスーパーラウンド最終戦の韓国戦のピッチングを思い出して欲しい。この試合岸は4回6失点。決して褒められた投球ではないがしかし、後から稲葉監督がインタビューで答えていたが決勝で再度対戦するだろう相手に対し、得意なコースも含め万遍なく投げることで己を犠牲にして韓国打線の得意不得意コースを暴いたそうだ。

↓以下が詳しく書いてある記事

https://number.bunshun.jp/articles/-/841487?page=4


これは一見誰でもできそうなことだが、やはりコントロールの良いベテラン岸だからこそできたことだろうと思う。消化試合とはいえ次のラウンドで当たる可能性のあるチームとも戦うことがある。そういった試合で岸を投入したい。投手温存と傾向把握、贅沢というか選手によっては不遇に思う起用法かもしれない。しかし、勝つためには必要な役回りと考える。
もちろん、第二先発やロングリリーフとしても活躍してくれることだろう。

第2先発

第2先発的な役回りで高橋礼、山本由伸、今永を選出した

アンダースローというのは短期決戦という情報の少なさ、対戦数の少なさの上でかなり有効だろう。
メジャーに挑戦した牧田和久を見ても分かるように海外の選手でも対戦を重ねれば対応してくる。しかし、短期となるとそうはいかない。ようは慣れることができないということだ。そういったところでアンダースローの高橋礼は不可欠な戦力だろう。

山本由伸はプレミア12ではセットアッパーで起用されていたが少し場に慣れるのに時間がかかっていた(それでも最終的にはアジャストしてきたのはさすが)のでロングの方が適任ではあると思う。もちろん、いけそうならセットアッパーでの起用も視野に入れておくべきだ。
理想は2009年大会のマー君のような起用方法だろう。
当時マー君がジーターから空振り三振を奪ったように山本がトラウト(出てくれるか分からないが)あたりから空振り三振を奪うシーンを見たい。
気が早いかもしれないが2025年大会の侍ジャパンのエースは山本由伸だろう。

今永は個人的にキーマンだと思っている。
プレミア12では先発として起用されていたが奪三振率やストレートの被打率を見れば中継ぎの方が適しているのではないか。
2009年大会の杉内や2013年大会の能見のような回跨ぎも辞さない火消しの役回り。そこを任せたい。
比較するには少々球速が足りないが2016年の当時インディアンスのアンドリューミラーのようになってくれれば最高だ。

他にもシーズン中から火消し的な役回りをしているベイスターズ石田や奪三振率、ゴロ率共に高い水準の濱口、昨年中継ぎを経験して三振の奪い方や球速の出し方が分かった状態で先発に戻るだろう巨人田口なども今永の状態が悪い場合は候補として考えてよいだろう。

リリーフ

シーズンからセットアッパーで起用されている百戦錬磨の中継ぎのスペシャリストは短期決戦、特に国際大会では不可欠だと思っている。

実際、2015年のプレミア12ではそういった中継ぎ専門の投手を用意しなかったことで難しい場面での登板に不慣れな投手を起用した結果、準決勝の韓国戦で大逆転劇をされてしまった。

そこを反省点とし、前回のWBC2017年大会では中継ぎのスペシャリストを多く選出した。その流れを今回も汲むべきだろう。

2人のスペシャリスト

北海道日本ハムファイターズの宮西と秋吉。この2人はマストと考えている。
前回のWBCでも代表として選出されたザ・スペシャリスト。
大会中、目立ちはしなかったが2人とも防御率0.00と役割をきっちり果たした。
特に死闘のオランダ戦は牧田の力投がクローズアップされがちだが秋吉も宮西もランナーが溜まった状況で登板し、きっちり火消し、後に繋いでいなければ負けていただろう。
準決勝のアメリカ戦でも1点差ビハインドという難しい場面でもきっちり抑えている。
稲葉監督になってあまり代表入りの話は聞かない2人だが彼らの存在は不可欠だろう。

森原は8回専門のセットアッパー。プレミア12での甲斐野のピッチングを見てしまっているので甲斐野を選びたかったがケガなので仕方ない。
森原も奪三振率がと高く、球も強くスラットスプリット型と国際大会でも充分通用するだろう。
他にもスプリッターの日ハム石川直也や今は抑えとして活躍しているので調整が難しいかもしれないがソフトバンク森唯斗をセットアッパーで使うのも面白いと考えている。豊富な球種と魂のこもった投球スタイルの中日藤嶋も個人的に国際大会で見てみたい選手だ。

まさかの選出

塹江の選出は驚いた方も少なくないだろう。実は彼、昨年の左投手球速2位の154km/hを記録している。ちなみに1位は同じく広島カープの中村恭平投手。最初は彼の選出を考えていたが怪我をしてしまったため、塹江に。
ストレートももちろん良いがなんといっても右打者の足元に食い込み、左打者の外に逃げるスラットはかなり良い。奪三振率も10.02と高いのも魅力。
この枠としては巨人中川がプレミア12では選出されていたが塹江の方が一枚上手だろうと思う。
左のワンポイントというよりはWBC2017年大会の平野のような中盤の1イニング火消しとしての起用をしたい。
他の候補としては中日福や阪神岩崎も面白いだろう。ただ、塹江と比べると出力が足りないのは否めない。

https://twitter.com/takobaseball_52/status/1236598149247991810?s=21


クローザーには山崎康明と松井裕樹を選出。
松井は先発に回るようだがペース配分に苦しんでおり、クローザーに戻るだろうと予想している。ショートイニングの方がいい球も投げれている。

SA山本 CL千賀という究極の選択肢

場慣れしている松井と山崎の2人がクローザーに適任ではあるが2009年大会でダルビッシュが決勝ラウンドからクローザーに回ったように千賀あたりを決勝ラウンドから抜擢するのも選択肢のひとつとしてはアリだろう。

決勝で

菅野-今永-山本由伸-千賀

という継投を見てみたい。しかし、最後の砦的な究極の選択肢だろう。やはり、慣れたポジションで本来の力を発揮してもらうのが1番だと思う。

おわりに

速球の速い選手やスラットスプリット型のいわゆるトレンドに沿った投手だけではなくアンダーハンドやスペシャリスト、コントロール型などバランスよく様々なタイプの投手を集めることを心掛けました。良いメンツだと思っています。

近年、ポストシーズンで無類の強さを誇るソフトバンクを見ても分かるように様々なバリエーションの投手を状態の良い選手から優先的に使うのが短期決戦での鉄則。
稲葉監督には是非、そういった選手選出と投手起用をして欲しいですね。

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