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使える会話術:エピソードトーク編 まとめ

1. パッケージ化

エピソードトークが上手い人が好かれる理由の一つは、大切な思い出をパッケージ化して一つの作品としてくれることだ。自分が詳細を忘れていることでさえ、思い出させ、また疑似体験させてくれる。人に話したい時、その話題を振れば的確に話してくれる。まさに思い出の共有だ。

エピソードトークが上手い人は話を自分の中で記憶や情報をうまく整理して、「パッケージ化」している。その一つの特徴としては、話に「○○事件」「△△した話」など自分用にラベリングした呼び名がある。なので、話が取り出しやすいし、扱いやすい。まるでエピソードの「本棚」を持っているようなものだ。パッケージ化された話はいつでもスムーズに取り出せる。タイトルや副題(タグ)もついてるので探しやすい。記憶の書類の山から探し出して引っ張り抜くより全然、労力がかからない

2. コンテキスト(背景)を話す

エピソードトークとは思い出の共有だ。そこで話のコンテキスト(背景)が重要となる。ただ面白かった部分だけを話しても、話の前後関係がわからなければしっかりと感情を共有できない。理解する上で前提となる知識の共有も大切だ。

3. 重要な情報を抜かさない

エピソードトークにおいて重要なコンポネント(要素)となる情報が幾つかあるはずだ。相手がその話を理解して楽しむために欠かせない要素はどのポイントだろう。それらを把握しておくと話の流れがスムーズになる。

4. ディテール(詳細)を付け加える

エピソードトークの上手い人はアウトライン、骨組み的な要素をしっかりと押さえた上で、ディテール(詳細)により話をより鮮明に聞き手に想像させることができる。その話を疑似体験しているような感覚はそのディテールにより引き起こされる

5. 楽しく話す

エピソードトークの上手い人は、手持ちのエピソードを何度でも使う。新しい人に、なにかその話に関する話題がでた時に、そして聞き手から求められた時などだ。それは話の流暢さにつながるし、話を頭にキープすることにもつながる。

6. オチがしっかりとしている

エピソードトークが上手い友人がいる人は、ぜひどんなオチやまとめがされているかに注目してほしい。オチはエピソードを一つの作品としてまとめて完結させる力がある。

7. ストラクチャーを意識する

エピソードトークにおいて話に構造があると、話に相手を引き込みやすくなります。また自分が話したいエピソードトークを整理する時に、どんな構造にするかを意識すると話がまとまりやすくなります。自分の中で、話を構造化できるようになるには、アウトプットの練習が必要です。話の切り出し方、相手が理解しやすい話の流れ、オチのタイミング、決め台詞のタイミングなどを意識して、アウトプットを行います。

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