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コンポストビーツ


 今の住まいに暮らしてすぐ、コンポストを作りました。作ったと言っても、段ボールに土と落ち葉を入れただけのもの。調べてみるとピートモスとくん炭を混ぜるとか、野菜の皮を入れてはだめとか色々あったけど、あんまり気にせずやってみる。庭の山側の土は、場所によってとても良い腐葉土になっていて、ミミズやダンゴムシがたくさんいたので、それだけで十分と思いました。とりあえず小さな入れ物で試したので、3日ほどごみを入れて分解が追いつかず。コンポストを設置してから2週間くらいまでは毎日かき混ぜていたものの、それ以降は続かず...  ようやく先日、思い出したように蓋を開けたら、コンポストビーツ。

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 分解されるはずのビーツのへたから芽が出ていたのです。他の生ごみは完全に分解されていたけど、ビーツだけ。これが3日前のことなので、コンポストを始め、ビーツのヘタを入れてから3ヶ月後の出来事です。こんな風に野菜が育ってしまうということは、コンポスト内の温度がうまく上がっていないということなのか。でも他の生ごみは分解されていて、ダンゴムシもミミズも以前より増えていました。コンポスト、面白い。ゴミが少なくなって、良い堆肥が作られる。なにより、ゴミの日まで生ごみを自分で抱えている嫌悪感も解消されます。

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 コンポストビーツはポットに植えて育ててみることにしました。救出した時の写真と比べてしおしおになってしまいましたが、小さな新しい芽も出ているので、ひとまず安心かな。経過も載せていきます。


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 そんなこんなで、ビーツを植えてから、コンポストの容量が小さかったので、入れ物を変えました。比較がないのでわかりにくいけど、60Lほどの陶器鉢です。ご近所さんからの頂き物。蓋の飛び出したねじが特徴です。(短いねじがなかった)これでも足りなくなりそうな予感がするけど、そしたら2つ目を用意しましょ。

 今日は久しぶりの雨。植物たちも喜んでいます、恵みの雨。雨は心が落ちつくな。


 


今日のまどろみ

「コンポストビーツ、収穫できるかな」


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(イラスト あゆみ / 文 たくみ)

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