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#73 バニラ・スカイ

夢か現実か。

トムクルーズ、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス主演、バニラ・スカイ。


こんな難しい映画なんですね。笑
油断してみてたからびっくりしました。



キャメロンの狂気じみた女の演技と、ペネロペの美しさ、トムのイケメンだけどクズな感じ、それぞれ良かったですね。
全員の顔面が強すぎて、それだけで見れちゃう。笑


ストーリーは想像と違って、サスペンスやSF要素も入り混じって、時間軸や現実と夢の場面が交錯してるので、結構難しい。こういう映画を見慣れていないと、混乱して主軸を追うことすら難しい。


前半から中盤にかけて、キャメロンの嫉妬と、ペネロペとの愛があって、トムの精神が錯乱して、どうなっていくのかという進み方から、急にSFちっくに展開されてオチがあって、、なんとなく微妙な感じというか、
あー、また夢オチか。みたいな印象を持ってしまいました。


ただ、最近流行りのノーラン作品に近いような時間と場面の混ぜ方で、もう一捻りあれば化けそうな作品だなぁとも思いました。


正直、全部がはらおち出来なかった私の理解力のなさがこの微妙な後味を生んでいる気がしました。
そういう意味では、分かってないのに面白かったぁ!ってなるノーラン作品はすごいですよね。笑


小難しいですが、主役3人の顔面の強さで持つ映画でした。


ひとことパンチライン:人は苦さを味わってこそ、その甘さが解るんだ。

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