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反応しない練習 ざっくり感想メモ

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」のざっくり感想メモ

コロナ禍で大学院が始まって、とにかく授業の課題や研究の進捗など一人で思い悩んでしまうことが増えた。
この本を読んで思ったのは、どうやらこれらの思い悩みは「妄想」であったということだ。

ブッダは合理的で、反応せずに理解することで悩みが減ると考えた。
判断も反応の一つであり、実際に有りもしないことをあれこれ考えて「判断」することは悩みを引き起こしてしまう。

そもそも、人間が考える判断のほとんどは ”暇つぶし” であって、「判断自体がきもちいい」「承認欲求が満たせる」ということから、無益な判断を引き起こしてしまう。

「自分はこうなるべきだ」「相手はこうするべきだ」といった自分の人生や相手への期待も「判断」であり、頭の中にないものは「妄想」である。

本書を読んで、自分は「妄想」に執着して、他人に振り回されてしまっているんだと気づいた。
他人と自分との間の線引きが大事、というのは、多くの人の願望だと思うが、「妄想」を無くすことで、実現できるのではないかと思った。

行動しようと思ったもの

妄想をリセットするために、気がついたら「今、妄想している」と言葉に出す。

「妄想」と「感覚」の違いを意識しながら、感覚の方に意識を向け、「妄想」を排除する。

思い悩むことがあったら、外を散歩し、広い世界を見渡す。
そして、「わたしはわたしを肯定する」と自分に語りかける。

「自分と相手は別物なのだ」と思って、常に自分の意見が正しいとは考えず、相手の意見を尊重する。



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