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気になる著者がいたら、その人の本をまとめ読み
以前、効率的な読書ということで以下の記事を投稿しました。
今回は「著者の強い思いを知るための読書の仕方」をご紹介します。
■ まとめ読みで著者の思いがわかる
私は本に興味を持つというよりも著者に興味を持つことがあります。その場合は著者名だけで本を書っていますが、その際には、その人の過去作品分もまとめ買いしています。
理由は「まとめ読み」することで、その人のポリシーのようなものを知ることができます。
同じ著者の本には、必ず他の本にも重複して書かれている
同じ著者が書いている本ですから、ポリシーというのはどの本にも反映されています。「あっちの本に書いてあったことがこっちの本にも書いてあるぞ」と思うことが往々にしてあります。
そこがその著者のポリシーの部分であり、強い思いがある部分だなということは想像できます。
■ まとめ読みは同じ日にすると効果的
例えば、私が将棋の羽生さんの本をまとめ読みしたときのことです。私は同じ日に羽生さんの本を3冊まとめ読みをしたので、
「あれ、さっきも同じような内容を見たぞ?」
と気付くことができました。
羽生さんは「直感力」という本を出版されています。この本には当然直感力について書かれているのですが、これ以外の本にも必ず「直感力」に関することが書かれていたのです。このことから羽生さんは「直感」というものに非常に強い思いがあるんだなと感じました。
ポイントはまとめ読みを「同じ日」にしたことだと思います。そのため重複記載に気づきやすくなっていました。
■ まとめ読みは理解も深まる
まとめ読みによって、その著者の強い思いを繰り返し読むことになります。それによって記憶に残りやすくなり、その著者のことをより理解できるようになります。
また、その著者の強い思いがある部分を知ることで、本全体から受ける印象も変わってきます。
まとめ読みにはこのような効果がありますので、著者に対して興味がある場合は「まとめ読み」を試してみてはいかがでしょうか。
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