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相手の状態に合わせたアドバイスを
「せっかくアドバイスをしているのに全然聞いてくれない」という経験をされた方は多いと思います。
・相手がアドバイスを聞ける状態でなかった
・アドバイスを理解できなかった
このどちらかに該当しませんでしたか?
■ 相手はアドバイスを聞ける状態か?
例えば、プロジェクトがすでに炎上している場合です。時間的、体力的、精神的余裕がない状態に陥っています。
こういう状況でべき論のアドバイスをしても仕方ありません。
「〇〇すべきだよね!」
相手はテンパっているのできっとこう返されます。
そんなことは言われなくても知ってるよ!
このように相手が不快感を示すことも往々にしてあります。心に余裕がなくて何も聞けないというケースですね。「相手が聞く耳を持ってくれる状態か?」というのはアドバイスをする上で最初のチェックポイントです。
■ 相手のレベルに合わせているか?
レベル1の勇者にいきなりバラモスをぶつけるな
新人に難解な言葉でハイレベルなアドバイスをしていた部下に言った言葉ですが、アドバイスをする相手のレベルに合わせた内容でなければ、せっかくのアドバイスも実施してもらえません。
最初は相手のレベルに合わせてスライムくらいのアドバイスをして、徐々に徐々にレベルを上げていってバラモス級のハイレベルなアドバイスをします。いきなりバラモスでは勇者は死んでしまいます。
病状に合わせて苦するを処方する
病人には病状に合わせて薬を処方します。そのためには患者の病状を確認し、病状にあった薬を処方します。これが通常の流れですね。
しかし、アドバイスをする側が自分の知識を押し付けているような光景をよく見ます。自分が言いたいことではなくて、相手の知りたいことが何かをよく観察してアドバイスをしないと、せっかくのアドバイスが無駄になってしまいます。
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