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「仕方ない」で逃げ癖をつけない

体調不良で休んだり、割り込み作業が入ったり、スキル不足だったり、自分の作業が遅延してしまうことはあると思います。そんなときに「仕方ない」で逃げていませんか?

■ 「仕方ない」で片付けてはいけない

「体調不良だったから遅れても仕方ないよね」
「予定外の作業が入ったんだから遅れても仕方ないよね」
「一生懸命頑張ったけど分からなかったんだから遅れても仕方ないよね」

厳しい言い方をすると、仕事に「仕方ない」はありません。

例えば、あなたの勤めている会社が、世界的不況の影響で経営が立ちいかなくなり、給料が払えなくなったとします。

経営陣から「世界的不況だから仕方ないよね?」と言われて、「そうですね!仕方ないですね!景気が回復するまで給料は無くてもいいです!」とは言いませんよね。きっと不満を言うんじゃないでしょうか。

「仕方ないって開き直ってんじゃねーよ!」

■ 「仕方ない」と言わなくていいように備えておく

仕事では「仕方ない」ではなく「そういう状況にしないためにどうしておくべきか?」を考えます。

「体調不良にならないように体調管理はできなかったのか?」
「予定外の作業が入っても終わらせる方法はなかったのか?」
「知らないことを知る方法はなかったのか?」

という予防措置と、

「遅延をキャッチアップする方法は何があるか?」

という対処法です。

「仕方ない」でその場をやり過ごそうとするのは無責任です。仕事には必ず「責任」があります。「仕方ない」と言う人はその責任を放棄し、上司などに丸投げしているのです。

■ 大事なのは逃げ癖をつけないこと

とは言いましたが、仕方ないことは現実としてあります。誰かに解決してもらわなければいけないこともあります。ただ、それはあくまでも最終手段です。

ここで言いたいことは「仕方ないは最後の手段」であるということです。「仕方ないを言えばなんとかなる」と考えることがないようにしてほしいです。

本当に必要な時は「仕方ない」と言いましょう。言わないとメンタルにダメージを受けることもあります。

このバランスは難しいところですけどね。

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