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仕事は「目的」なのか「手段」なのか?

社内で時々聞かれます。

「残業代も出ないのに100時間も残業し続けて、なぜメンタルを維持できるのか?」

残業代が出ないのは管理職だからです。私はいつもこの質問をされると不思議に思うのです。

■ 給料のために仕事してるの?

私は「仕事は成長するための手段」という考え方です。ですので、残業代が出るか出ないかはモチベーションには関係ないのです。

「これをやりきればスキルアップする!」
「このピンチを脱出することが出来たらスキルが上がる!」

これが私のモチベーションです。

■ 残業を「労働」と捉えるか「勉強」と捉えるか

ここの意識の違いは大きいと思います。
私は「勉強」と捉えています。

労働と捉えると「やらされ感」が大きくなりますが、勉強と捉えると「やっている感」が強くなります。つまり、受動的なのか能動的なのかの違いです。後者の方がポジティブな活動ですので、精神的には元気な状態でいられるのかなと思います。

■ 残業のための残業はしない!

少し話は逸れますが、私は残業を減らすための残業は嫌いです。私がしている残業は「未来の残業を減らすための残業」です。

リスクを先読みして「今のうちにこの課題を潰しておいた方が良い」というものを見つけて残業して潰します。

ですので、私は遅延しているから残業しているわけではないので、精神的には追い込まれていません。

■ 仕事のための仕事はしない!

私にとっての仕事は「手段」である、ということです。

仕事を「目的」にしてしまっている人はモチベーションを保つのは難しいのではないかと思います。上述したように「やらされ感」が出てしまうため、辛ければ辛い状況になるほど、メンタルは参ってくると思います。

ですので、もし仕事にやりがいを感じないとか、モチベーションを保てないという方は、「給料」以外の目的を持って仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか。きっとモチベーションは向上すると思います!

! ! ! 注意 ! ! !

今回紹介した話は、決して長時間労働を推進しているわけではありません。

私はこの3年で約4,000時間の時間外労働をしてきました。3年で5年分の活動をした計算です。その私が振り返って思うことは、犠牲にしたものもそれなりにあるということです。

また、上記方法でメンタルは維持できますが体への負担は大きいです。残業をし続けた私が言うのだから間違いありません。ですので、いかなる理由があっても過度な残業はやめましょう!私も残業を減らしていこうと思います。

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