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仕事は精神論ではない!というけど、最終的には精神論だと思う話。

「この仕事は予定通りに終わるのか?」

と上司に質問された時に、

「頑張ります!」

って言うと怒られますよね。

「あなたの気持ちを聞いているんじゃない!」
「できるのか?できないのか?」
「数字で報告しなさい!」

そして必ずこう言われます。

「仕事は精神論じゃないんだ!」

ですので、数字を使うことになるのですが、今回言いたいのは「数字だけに捉われてはいけない」と言うことです。

■ 数字や計算で期待する未来を実現することはできない

プロジェクトを炎上させる人の特徴としては、この「数字」だけに捉われています。

例えば、あるタスクを消化しようとする時、「このタスクは5日で終わるだろう。なぜなら過去にも類似のタスクを実施した時に5日で終わったからだ」といった理由で予定を立てます。

しかし、予定通りに終わらなかった時に「なんで終わらないんだ!」と怒るプロマネがいるのですが、その人は「5日」という「数字の計画」だけに捉われています。数字も大事ですが、もう1つ絶対に必要なものがあります。

それが「気持ち」です。

■ 夢や目標を叶えた時のことを思い出してください

例えば、受験。

「いつまでに何をどれだけ勉強して、受験当日を迎えるんだ!」

という計画を立てると思います。
その計画だけで合格できますか?

例えば、スポーツ。

「いつまでに何をどれだけ練習して、大会当日を迎えるんだ!」

という計画を立てると思います。
その計画だけで勝てますか?

計画は必要です。でも、

遊びたい誘惑に勝てたのはなぜでしょう?
辛くて苦しい練習に耐えられたのはなぜでしょう?

最後は「気持ち」で乗り越えたのではないでしょうか?

合格したい!
勝ちたい!

最後までこの気持ちを切らさなかった人が夢や目標にたどり着いたと思います。

■ 未来は気持ちで作るもの!

仕事も同じです。

絶対に予定通りにやり遂げたい!

この気持ちがないと、計画は絵に描いた餅になります。

部下が計画通りに作業を終えられなかった時、部下の気持ちはどういう状況だったのでしょう?

部下が自分自身を鼓舞して、強い気持ちを持つことはもちろん必要ですが、上司が部下の「気持ち」を鼓舞していないのであればプロジェクトは成功しません。どんなに立派な計画であっても「気持ち」が入らないと実現はしません。

結局、計画を実行・実現させる根幹にあるのは「気持ち」です。だから仕事は最終的には「精神論」だと思っています。

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