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短時間で効率的な読書をするコツ

読書は読みたいところだけ読めばいい。

読書に億劫になっている人はしっかり読書の時間を確保して、一度読んだら最後まできっちり読み終えて、次の本を読み始めるとか・・・、そんなことを考えているうちに、結局読書をしないで終わっています。

■ 全部読む必要はない

私はモノによりますが、短ければ30分くらいで1冊を読み終えます。「それってちゃんと読んでいるの?」と思われるかもしれませんが、「ちゃんと」が「全部」を指すならば、読んでいません。

そもそも「読書をする目的」は何でしょう?おそらく多くの人は「新しい知識を得たい」ではないでしょうか?その手段としては「先輩に教えてもらう」「セミナーに行く」など様々な手段がありますが、その中から手段として「読書」を選択したのだと思います。つまり、全部を読まなくても目的が達成できるなら良いのではないでしょうか。

逆に考えた時に「目的を達成しない読書」とは何でしょう?それは「記憶に残らない読書」です。つまり、全部を一生懸命読んでも記憶に残らないなら「読んでも読まなくても結果としては変わらない」ということです。

■ 記憶に残らないと思ったところは読まない

私がおススメする読書法は記憶に残らないと思ったところは思い切ってすっ飛ばすという読み方です。すっ飛ばすというのは流し読みをする感じです。1ページ5秒とか10秒のレベルで気になる単語を探すくらいの感じで眺めていきます。

もし引っかかる単語があったらそこは読みます。引っかかったということは興味があるということです。興味があるところは記憶に残ります。もし、興味を引くようなことがほとんど書いていない本であれば、30分程度で読み終わってしまいます。

■ 全部読まないより全部読む方がもったいない

記憶に残らないところを読んでいる時間がもったいないです。記憶にも残らないところに時間を使うくらいなら、新しい別の本を読む時間にあてた方が時間の使い方としては効率的です。

私は「1冊の本から1つの知識を得られればOK」という感覚で本を読んでいます。ビジネス書であれば1,500円で1つの知識を得られれば十分な成果ではないでしょうか。セミナーとかに行けば何万円とかかるんですから。

■ 読書のハードルを下げることが効率的な読書のコツ

読書のハードルを上げている人はきっと全部読まなきゃいけないと思っているからだと思います。全部読まなくていいと考えれば読書のハードルは下がるのではないでしょうか。

また、つまらなくなったら新しい本を読むという意識であれば、次から次へと新しい本を手にとることができます。新しい本を開く時のワクワク感を何度も体験することができます。

読書で大事なことは「読みたい本を読む」ことです。読みたくない本は記憶に残りません。読みたくない本を無理に読む苦行なんか不要です。

「読みたい本を読みたい部分だけ読む」ことが短時間で効率的な読書をするコツです。


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