イメージを伝えるコツは抽象表現の排除
・指示したように動いてくれない
・期待した結果を出してくれない
・計画を示したのに計画通りにならない
こうしてリーダーがやきもきしている間に時間ばかりが過ぎていく。焦っているのはリーダーの自分だけ。こんなことはよくありますよね。実は多くの場合で原因は明確です。
■ 表現が抽象的になっていませんか?
たとえば、こんな作業指示をしていませんか?
・うまいことやっておいてください
・しっかりと検討してください
・可及的速やかに実施してください
・なるべくわかりやすく記載してください
・資料に間違いがないことを確認してください
これだけを聞いても、いつまでに何をすれば良いかはわからないですよね。このように具体性に欠ける指示は受け取り手によってやることが変わってしまいます。そうなればリーダーの意図通りにいかないのは当然です。
■ 100人に伝えて100人が同じ行動を取るか?
・〇〇のルールに従って作業を実施してください
・有識者の〇〇さんのレビューを受けてください
・明日の15時までに実施してください
・具体例を追記してください
・チェックシートに従って確認してください
例えばこのような感じです。具体的なイメージを伝えるコツは以下です。
100人が聞いて100人が同じ行動を取るか?
私はこれを自問自答しています。また、具体的なイメージを伝えられない人は「「具体的な指示を出しているつもりになっている」ことがよくあります。その思い込みをなくす方法として、自分の伝えた内容を文字に起こす方法があります。
文字に起こして上記の観点で読み返すことで、意外と自分でも分かりにくいことに気づくことができます。
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