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比較するなら過去の自分

「あ〜、自分はダメな人間だ」って自己嫌悪に陥る人はいますよね。ところでなぜそう思うんでしょう?それは今の自分と何かを比較しているからですその比較によるギャップが大きいことで落ち込みます。

ところで何と比較しているんでしょう?比較対象を間違えていることによって、落ち込まなくていいのに落ち込んでいるケースがあると思います。

■ 自分と他人を比較する

自己嫌悪に陥る人の多くはこのケースではないでしょうか。他人と比較するから妬みも出てきたり、劣等感が生まれたりします。

でもそれって、自分よりできる人と比較していますよね。もし自分よりできない人と比較したらそんな感情も湧かないのではないでしょうか。

比較する相手次第で上にも下にもなるんだから、そんなブレブレの評価軸で比較するなんて全く意味がない

つまり、勝負の世界で生きている人でない限り、他人との比較に大した意味はありません。

■ 未来の自分(理想の自分)と今の自分を比較する

次にあるのがこのケース。「未来の自分」というのは「なりたい自分」です。これもまた理想が高すぎると「なんでこんなこともできないんだ」となります。

でもそれって、今の自分より上の姿の自分との比較をしていますよね。そうすると当然今の自分は「できない自分」になりますよね。

どれくらいの理想を掲げるか次第で現実との乖離幅が変わるんだから、そんなブレブレの評価軸で比較するなんて全く意味がない

つまり、これも結局自分の匙加減次第ということになります。理想が高過ぎて落ち込んでいるなら、その落ち込んでいる時間がもったいないですね。

■ 過去の自分と今の自分を比較する

比較するならこれがベストです。もっともブレない評価軸であり、自分の努力次第で確実に超えられる比較対象になります。

昨日の自分より、今日の自分が優れていること

昨日の自分に勝つというのは簡単で、毎日自己研鑽を継続していれば負けることはありません。その勝ち負けは他責ではなく自責です。だから自分の気持ち次第で必ず結果が出ます。落ち込むことはありません。

ただし、自己研鑽をサボり続ければ過去の自分に負けることもあるかもしれませんが、ちょっとサボったくらいでは昨日の自分とは引き分けにしかならないので、基本的には落ち込むことはないでしょう。

■ 比較して落ち込むなんて時間の無駄

落ち込んでいる暇があるなら、昨日の自分に勝つ方法を考える方が建設的な毎日を過ごせます。

今日の自分は昨日の自分に勝っていますか?

自信を持って「YES」と答えられるように毎日を過ごしたいですね。

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