肩関節機能

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肩関節は様々な関節により動いているため、機能障害が起きた時に問題点が分かりにくく、理学療法士にとっては厄介な関節である。

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では、肩関節の特徴はなんであろうか?どの関節でも同じであるが、その関節の特徴を知ることは、その関節の機能を知る上で重要となる。

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肩関節の特徴は広範囲動く事であると思うが、広範囲動くための守る機能が優れている事である。肩関節の特徴は肩甲上腕関節を動かさないように動かす、肩関節複合体としての優れた機能である。

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上司の能力は掴む、支持、推進、バランスなど多岐にわたる。

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第1の安定化機構は骨性の形状である。関節唇は非常に優れたセンサーである。

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関節窩はの形状はとても重要である。上方に骨頭が移動すると、上腕骨は動きにくくなる。

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関節窩が上方に5°傾いているため、筋活動を低下させ、効率的な動きとさせる。

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鎖骨、肩甲骨、上腕骨の位置関係と僧帽筋上部のテンションがより効率的な上肢の動きをサポートする。

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第2の安定化機構は関節包、腱板の軟部組織である。

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腱板は上記の位置に配置される。

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腱板の能力は上腕骨を求心位にするだけではなく、移動した抹消に対して、中枢部を引き寄せる力(上肢の移動に対して、関節窩が近づく動き)

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関節包の緊張が一致する位置は上記の位置である。この位置を基本の位置とする事で評価を定量的に行うことができる。

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第3の安定化機構は肩甲骨を動かすものたちと考えると良い。肩甲上腕関節の動きを最小限にし、サポートするのが肩甲骨の動きである。そのためには、肩甲骨周囲筋は当然のこと、胸郭の動き、脊柱の動きなど様々なものが関わる。

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肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節の動きは約2:1である。(諸説あるが、大体このぐらいで覚えておけば良い)

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肩甲骨はあまり動かないのが正常である。


詳しくは斉藤の肩関節セミナーで

理学療法士 斉藤嵩