『経営者になるためのノート』を読んだ感想・要約など。
創業して7年。前回のnoteですこし振り返ってみたものの、自分に足りないのは経営者としての自覚だと感じる今日この頃です。
そこで手に取ったのがユニクロの柳井 正 氏の本。
ここでは、特に気になった箇所を3つ抜粋して備忘録noteとします。
経営者に求められているのは、「成果をあげること」。これに尽きます。成果とは、「約束したこと」です。
「利益をあげること」ではないんですよね。利益をあげることは当然として、顧客や社会などに対して「こうします」と約束したことを実行する。
今までの自分は利益を上げることに精一杯。出発点からちがうのかと大きな気づきでした。
経営とはチームで行うもの。経営者一人がいくら有能だろうと、はりきろうと、一人でできることには限りがあります。
これも私にとって痛い言葉です。一人で法人設立をして一人で長らく営業〜制作まで行ってきた私。実は経営など未経験だったのです。
「一人でできることには限りがある」。こんなこと言われなくてもわかるけど、改めて言われるとぐうの音も出ないものです。
勝つことに対する意識を誰よりも強く持つ。勝ちたいと強く願わず、そこそこでいいという会社はつぶれます。
全ての文章を通じて、柳井 正 氏の厳しさを感じますが、この言葉からは特に感じます。
あまり競争意識がなく、ふだんから「勝ちたい」と思うことがない私。でも「そこそこでいいという会社はつぶれる」は身をもって理解するので、改めて意識したいと思います。
感想というか、よもやま
エフェクチュエーション(effectuation)≒目標からの逆算ではなく、手段ありきの発想。私はこういう発想を好むので、合わないと思う章もありました(例えば「非常識と思えるほどの目標を掲げよ」という章)。
しかし、経営者は基本的に目標を掲げて逆算して到達するんですよねきっと。The•経営者にはなれそうもないけど、すこしずつ良い考えを取り入れていきます。
『経営者になるためのノート』おすすめです。
ありがとうございます!好きな本を買うか、旅に出ます。