プロスポーツ選手として食べていく Vol.1

この記事では、私が＂まだまだマイナースポーツであるキックボクシングで実際に生活（5人家族）＂できるようになった方法をお話しします。

個人競技のスポーツ選手だけでなく、これからプロアスリートを目指す、夢を追う次世代の参考になれば幸いです。

まずはじめに、キックボクサーの収入とは...

格闘技はアップセットを起こせば、たった1試合で人生が大きく変わる夢のあるスポーツですが、現実は厳しく、この道1本で食べていけている選手は日本に数人です。

デビュー戦のファイトマネーは数万円。
年間の試合数は多くて5試合。
怪我がつきもののスポーツなので、生涯試合数は平均20戦ほどです。

収入源は...

①ファイトマネー
②チケット売上のバック
③激励賞（支援者からの協賛金）
④スポンサー契約金

です。
それらは①〜④すべて、試合をすることで発生するので、怪我やマッチメイクが行われず戦えなければ、収入は0です。

もちろん私もデビュー当時は、定職につきながら戦っていました。
①〜③の収入が増えるとともに定職→バイトにシフトすることが叶い、収入の比重が、仕事＜キックボクシングとなっていきました。

ですが、いつまで経ってもバイトが辞められない＝①〜③の収入が頭打ちしている状態が続きます。

収入のほとんどが試合で発生＝いつ、それがどの程度の金額なのか予想できない、臨時収入のような現状を変えなければと考え始めました。現実を思い知らされたのです。

そこで思いついたのが...
＂キャッシュエンジン（定期収入）の構築＂です。