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【染めの花】桜色を探して その1

こんにちは、タキツネです。
今回は、切花着色剤ファンタジーで
白いバラを「桜色」に染めようと実験してみました。

■経緯を簡単にご説明

切花着色剤ファンタジーは、
現在22色+クリア(薄め液)が販売されていますが、
「桜色」という色はありません。

既存の色を混ぜたり、薄めたりして、
オリジナルカラーとして「桜色」を作れないかと
試行錯誤しています。

↓そのために、先日、混色表というのを作りました。

で、今回の「桜色」を作る実験の結果としては、
思ったのとはちょっと違ったんですが、
「これはこれで綺麗かな」というのができたので見てやってください。

■染める前

ブライダルでよく使われるそうです。
白いバラと聞いて想像する通りの、綺麗なバラ。

白いバラ、「ティネケ」という品種だそうです。
しっかりした地厚な葉。
少しクリーム色が入っているかな。

■染めた後。うるさくならず、自然に染まった

ほんのり写した。

元の白いバラと見比べないと、
どれくらい染まっているのか分からないかもしれない。
それくらい、ほんのりと染まっています。

ファンタジー原液で染めると、
色が強くなりすぎて、わざとらしい感じになることがあるんですが、
今回はかなり薄めたことで、自然な感じにできたと思います。

ある意味では、染めの花っぽくないですね。

染めの花のことを何も知らない方から見て、
「綺麗なバラだな、これ好きだな」と思ってもらえたら
私としては最高です。

しっかり写した。
後ろの白バラもボケずにしっかり写ってます。

これはこれで、元の白いのと混ぜてブーケにすれば、
ブライダルなどでも使えるかも。

純白のウェディングドレスには、
少し色が付いた花を合わせた方が映えるときもありますよね。

■【反省会】ただし、桜色ではない(笑

「よかったよかった」みたいに書きましたが、
はい、ここから反省会です。

今回の計画は「桜色を探す」でしたからね。

計画。
結果。
左上の大きな丸が、
実際に使った染め液で塗ってます。
綺麗なんだけど。

ちょっと違うんだよなー。
これは桜色ではないんだよなー。

たぶん、右上が桜色。

パープルを薄める倍率は何倍にするのか。
あとは、イエローを入れるかどうか。
入れるならどれだけ入れるか。
あとは染めの時間。

要素が多すぎて難しい。

そもそも、パープルを薄める方向性じゃないのかもしれないし。

でも、これでできる気がするんだよなー。

というわけで、またチャレンジして報告します。

■おまけ:藤色も探してます。

これも嫌いじゃないんだけど、
なにしろとにかく藤色ではない。

さわやかな感じで、これはこれでいいんですけどねー。

■今回のまとめ

花を染めるのは、ほんとに難しい!

これだけはイメージ優先のほんわか仕上げ。

右が桜色ではないやつで、
左が藤色ではないやつ。笑

ほんわかすぎて、
色が判別できるかギリギリくらいですね。

これはこれで良い。

今回は以上です。
見てくれて、ありがとう!

■記録:

・花:バラ ティネケ
・染め液:パレス化学 切花着色剤ファンタジー

・レシピ(桜色?):
 ・パープル(1) + イエロー(1) + クリア(8) ※5倍希釈
 ・水切り時間:2時間
 ・染め時間:7時間

・レシピ(藤色?):
 ・パープル(1) + ブルー(1) + クリア(8) ※5倍希釈
 ・水切り時間:1時間
 ・染め時間:7時間

・レンズ:SIGMA 56mm F1.4 DX DN | Contemporary 018
・カメラ:FUJIFILM X-E4

■編集記録

2023/5/5にタイトルを変更しました。
旧タイトル:【染めの花実験】白バラを桜色に染めたかった

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