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初めて設置した罠でイノシシ3匹獲れた話。

おはようございます。滝口です。

今朝、6時くらいに猟師さんから連絡があり

「イノシシ3匹入っとるぞ。親と子2匹。」と。

設置して4日目。お借りしている空き家の敷地内に仕掛けた箱罠にイノシシが掛かりました。

そして止め刺しに同行。

最初僕が現場に着くとガシャンガシャンと檻の中で暴れる音が。

大人のイノシシは40キロくらいの中型のメス。子供はまだ生後1ヶ月くらいの瓜坊でした。

檻に近づくと威嚇して突進しようとする母イノシシ。そして後ろに隠れる子供2匹。

正直いろいろと複雑な気持ちでした。

「あぁ…これからこの子たちは殺されるのか」
「なんでよりによって親子で…」
「ていうか近くで見ると匂いと迫力がすごいな…」

とか考えながら10分ほど檻の前で傍観。

罠を仕掛けたのも自分なのに今更になって可哀想と思うのも身勝手な話。

可愛い小さな瓜坊。

必死に守ろうとする母イノシシ。

そしてこのイノシシたちが地域を荒らし回るのもまた事実。

いや自分だって肉や魚を食べるじゃないか〜とか言い出したらキリがないのでここらへんの感情は割愛。

とりあえず目の前の光景を見て覚えておこうという気持ちになりました。

そうしていると準備ができた猟師さんが電気の槍で止め刺し。

一瞬でした。

その後イノシシを軽トラまで運ぶ。

ワイヤーをひっかけて引きづるのですが、40キロでも結構重く感じたけど100キロ級のが獲れたらこれ一人じゃどうにもならんだろうなと。

そして猟師さんの家まで運び、耳と尻尾を切って役所に提出する写真撮ったりと。

いろいろと猟師事情も教えてもらいました。

僕も狩猟免許取りたいと思っていましたが、正直今はやることいっぱいでそれどころじゃない。

ただ狩猟も全然食っていけなくはないのだな〜と。報酬額もまぁまぁあるらしい。もちろん獲れればだけど。

自分の知識は漫画「山賊ダイアリー」とかネットで知ったことくらいだったので、プロの猟師さんの話はとてもリアルで勉強になります。まぁ山賊ダイアリーもだいぶリアルだとは思うけど。


初めてイノシシが獲れ、少し複雑だけど庭や田んぼを荒らされる心配が減った。そしてこれからも箱罠は仕掛けていく。

そんな火曜日の朝でした。

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