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森喜朗会長は史上最高齢

むかし、ピーター・ユベロスという人がいた。
商業五輪の礎を作り、2億ドル以上の黒字を生んだロサンゼルス五輪の組織委員会会長だった人物。
旅行会社経営から組織委員会に転じたユベロスのロサンゼルス五輪当時の年齢が46歳。

2014年 ソチ五輪で組織委員長を務めた実業家のドミトリー・チェルニシェンコは当時45歳。
ソビエトが崩壊して25年、ロシアにはこんな若き実業家がたくさんいるとは言え、45歳が五輪組織委員会のトップに立つとは世界が驚いた。

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最近の五輪の組織委会長の年齢を調べてみると、40代後半から70代前半と幅広い。
ご存知のように2度目の東京五輪の組織委会長には元首相の森喜朗氏が就いている。
本来であれば東京五輪を83歳で迎えるはずだった。

80代の組織委会長というのはちょっと聞いたことがない。
健康不安についても耳にするが、開催が1年延期になって、果たして大丈夫か?

私の知る限り、最高齢の組織委員長は、1964年の東京五輪の安川第五郎氏の78歳。
九州電力会長や九州経済連合会の会長を務めた人物だ。
なぜこの人物が組織委会長になったか、詳しいいきさつは判らないが、実は2020年東京五輪の組織委員会の理事を務める人物の中に、現在の九州経済連合会会長がいる。

なぜ東京五輪にまたしても九州経済連合会会長がいるのか?
その人物の名前は、麻生 泰氏。

そう、元首相で現在は財務大臣を務める麻生太郎氏の実弟である。

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