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行政書士試験 判例の勉強は六法で

滝川沙希です。

今回は、判例学習の方法を紹介します。

判例付き六法のメリット・デメリット

判例六法(有斐閣)、模範六法(三省堂)などの判例付き六法は、条文とセットで判例をおさえることができる優れたツールです。

他方、短所もありますが、いずれも克服可能です。
まず、判例によっては引用量が短いために、試験に出題されるところが掲載されていないことがあります。

次に、判例の数が多くて、出題される(可能性がある)かどうか、判断がつかないこともあります。

実際の使い方を振り返る

しかし、気にすることはありません。いずれも、過去問演習をすれば、解決します。過去に出題された判例は、解答の過程で押さえることができるのです。

「あ。見たことあるな」
「似ている判例だけれども結論が違うぞ?出題されたときに、区別できるかな?」
と、勉強していれば、自然に自問自答してしまいます。
それで充分です。
各社から出版されている過去問集のなかで、判例をおさえていきましょう。

学者によって体系的に整理された判例は、そのまま読んでいくだけでも結構な勉強になります。ただし、すぐに忘れてしまうでしょうから、過去問演習の際に、読んでいくと記憶の定着に良いでしょうね。

超直前期に、チェックしていくという方法も大いにあります。

まとめ

行政書士試験合格のためには、判例の勉強方法として、過去問から判例付き六法にいくというのが効率的です。


できればサポートお願いします。法律学の勉強の苦痛から少しでも皆様が解放されるように活動しています! 新規六法の購入費用に充てていきます(笑)