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宅建士ではいけないの?

滝川沙希です。
今回は、なぜ、行政書士試験の合格を勧めるのか、裏返すと他の法律系試験ではだめなのかについて、私見をお伝えします。

宅建士の科目は、次の通りです。

科目     出題数
宅建業法   20問
民法など   14問
法令上の制限  8問
税・その他   8問

宅建士には実務上の需要があり、行政書士よりも「食べられる」などという声もあることは否定しません。

しかし、私が行政書士試験をお勧めするのは、法律科目の基礎を学べるからであって、就職に有利だからではありません。

行政書士試験の憲法、行政法、民法、商法を学ぶことは法律学科の学生にとっては、ほぼ避けられないことですので、早めに勉強しておくと、学内での勉強が楽になるのです。

社労士も同じです。社労士は完全に社会法が試験範囲となっており、いわば応用科目が問われています。
民法、行政法を学んでからでも、決して遅くないでしょう。

こうした資格を受けることを否定している訳ではありませんので、念のため。

行政書士試験は、はじめの一歩として位置づけていただければよいです。


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