見出し画像

J1第24節 vs横浜FC

降格争い真っ只中の横浜FCとアウェイ戦。
とはいえ、セレッソは下位に勝てないことが多い。前からの守備でボール奪取したり、クロスで得点するパターンが多いから、相手に引かれると一気に得点が奪いにくくなるのだ。
優勝もしくはトップスリーに入るためには、1試合も落とせない後半戦で、2試合勝ててない状況。どうしても勝つためには、ゴールを奪うまでのパターンのバリエーションを増やすこと、最後のクオリティ、安易な失点をしないことが大事だった。
そして、試合開始。
怪我人が多く、移籍していった選手も多いので、メンバーはあらかた予想通り。なかなか層が薄くなってる感が否めないが、やるっきゃない。
前半はそれこそセレッソの一方的な攻めが続く。シュート数は前半だけで12本、枠内4。シュート1本で試合が決まることもあるのにサッカーは不思議だ。
それでも今日のセレッソは2人め3人めの動きも連動していたり、これまでほとんどなかったミドルシュートもあり、バリエーションがぐんと増えたような気がした。とりあえずここ最近続いていた前半立ち上がりの失点もなく、このまま得点を奪えないんじゃないかという一抹の不安はありながらも、悪くない内容で前半を終える。
そして後半スタート。
横浜目線でみると、前半は守り切った。後半よし、立ち上がりに一気にギアを入れて得点を奪いにいこう、という感じだったか。横浜が前がかりに入ってくる。逆にそうなると、セレッソはやりやすくなる。香川がサイドチェンジして、カピシャーバがクロス、上門毎熊が囮になって、レオセアラが強烈なヘッドでゴールマウスをこじ開けた。つまり、かなり得意なパターンで崩した。サッカーはパズルだなぁと時々思う。
レオセアラは今季ついに10点目。なんとセレッソからしてみたら、2017年の杉本健勇以来の二桁得点という。どんだけ〜。ちょっと情けないが、そんなん気にせず、もっともっと取ってくれ、レオ。
入れ替わり立ち替わり増えていく横浜FCの日本人ぽい外国人選手たちの迫力にびびりながら、ややオープンに試合は進んでいく。
70分前後から、徳真、渡邉、新井、柴山、ヨニッチが次々と入り、試合を固めつつ、カウンターを狙っていく。
久々の徳真はさすがの危機察知能力でボールを弾き、柴山は果敢にチャレンジを重ねた。まだまだだが、カードを切ったときの変化や迫力をうまく作っていきたいところ。柴山のように新井ももっと貪欲にいってほしいし、渡邉ももっと期待したい。
いずれにせよ、久々にこのまま1-0でフィニッシュ。貴重な勝点3を積み上げた。本来ならシュート数22本、枠内10ならば、あと2点くらい入っててほしいのだが、残り試合の少ないこの時期、もう内容や展開はもはや求められない。
白星、勝点を積み重ね、できるだけ上へと順位を上げていくこと。
とにかく今日勝てたことはよかった。
そして、次節は優勝争いに絡み、なぜかサッカーダイジェストでここへきて特集を組まれていた名古屋。ヨドコウで迎え討つ。
もちろん次節はきわめて重要な局面となる。
ヤンハンビン、毎熊、喜田、舩木、カピシャーバ、進藤とノッてきている。他の選手も続け。
バモ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?