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縁側で珈琲を

高井田の南のほうにある藤田珈琲へ。
前々から建築がカッコいいので、近所だし、行きたいなぁと思っていた。三連休3日目は、遠出が難しそうだったので、家族で自転車で向かった。
およそ20分。意外と近い。そして、こっち方面へ20分も走ったことがなかったから、東大阪の町工場の並ぶ風景や大通り沿いの古い建物のそば屋など、新しい発見もあり、なかなか楽しかった。やっぱり自転車で出かけると街が楽しい。
藤田珈琲は、おおさか東線の線路際にある。スロープがぐるりと周囲を巻いたような建築だ。真ん中のコアの部分、一階は珈琲の焙煎所になっている。その周りを登ると、そこがカフェの席になっている。設計者のサイトを覗くと、気流が上り、抜けていく絵があったが、今日は11月でも夏日、ロールスクリーンが下りているとはいえ、窓際のテーブル席は暑かった。排熱の高窓が閉まっていたから、その辺の運用をちゃんとしてもらいたかったな。
とはいえ、明るい縁側のようなところで、美味しい食パンのサンドイッチやグラタンを頬張り、優雅に珈琲をすするのはなかなかオツだ。娘は何やら熱心に絵本を読み、息子は肘をついてアンニュイに嫁に何やら語り出した。
珈琲豆はこないだ近所の行きつけで買ったところだったので、珈琲豆を入れていた麻袋だけ買った。何に使うかわからんけど。
ちょっと遠いけど、なかなかイイ店、イイ場所を知った。またいつか来たい。

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