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自然界にあるもの

干支は自然界にあるものに例えられます。
自分の干支を知らなくても、自分にしっくりくる自然界にある物があるはずです。
樹木、草花、太陽、キャンプファイヤーなどの人工的な火、山岳、大地、巨岩、小石(宝石)、海、雨などの質に季節を合わせて考えます。

自分自身が、その干支に近い質を持っているのか、もしかしたら自分は草花なので、くたびれてくると太陽や雨水を欲しがるのかもしれません。

私は子どもの頃、木登りや海に行くことが大好きでした。小さくてきれいな小石を集めては金魚鉢に入れたりしていました。
他の自然界にある物よりも、とても強く記憶に残っているものがあれば、それがあなた自身なのかもしれませんし、助けになるものなのかもしれません。

算命学は自然を師とします。
自然界にあるものは、様々なことを教えてくれます。
樹木は何千年も時間をかけて、真っ直ぐに育ちます。大地に根を張り、あまり変化をしません。折れたら復活するのに時間がかかります。大地の養分や太陽、水は必要ですが、あまり他をたよりません。
自分が何か強い意志を持って貫き通したいことがあれば、樹木を見習うのです。
何か物事を成し遂げる人というのも、こういった質を持っているといえます。
自分の意志を変えずに、時間をかけて真っ直ぐに目標に向かうのです。
挫折したら、それはなかなか立ち直ることができませんが、雷に打たれた木が、また小さな芽を出している姿は感動的ですよね。
堂々としている樹木は、そこにあるだけで人は癒されます。
また樹木は火を燃やすときにも役立ちます。情熱は強い不変の意志から生まれます。
樹木を育てる水はあまり多くてもいけません。少しずつ、しみこんでいくのです。
無駄に育ちすぎたら、形を整えると美しい樹木になりますし、育ちすぎた部分や果実は役立ちます。
自分が樹木だったら、太陽だったら……

自然界にあるものは、人にたくさんの恵みを与えています。

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