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3・宮沢賢治の「水仙月の四日」

「あ~暖かくなったなぁ」と思うような日が続いた後に
まるで冬にもどったような寒さ。
そんな日には、宮沢賢治の「水仙月の四日」という童話を思い出す。

水仙が咲くころに訪れる 冬のような寒い雪あらしの日のことを幻想的に描いた作品だ。美しい詩のような言葉と、彼の人柄が表れてるような内容の
うつくしい物語。
さらに、私の持ってる絵本は、黒井健が描いた水色を基調とした絵がすばらしく、この童話がさらに美しく感じられる。


それにしても“水仙月の四日”という表現はすばらしい。

まだ寒い中、春の訪れを告げるように咲く水仙。
“水仙月の四日”を知ってから、水仙がさらにうれしく感じられるようになった。


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