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30・紅葉の写真のブックカバー

新聞に 紅葉のすてきな写真が載っていて、夫がそれを切り取っていた。「こうしたんだ」と夫が見せてくれたのが、本のカバーを紙で作り それにその写真を貼ったもの。

なるほど、こうすればカバーのない本も傷まないし、なかなか雰囲気あるじゃん。古本なので、あまりクリアでない新聞の写真のようなものの方が合ってる。本は、例のThe Heart Is a Lonely Hunter(心は孤独な狩人)の原書だ。

夫の部屋には、雑誌についていたパリの地図を銀のスティールの額に入れたものも飾ってあって、それもなかなかいい感じだ。

後は、狭い部屋に本棚がまわりを囲むように作ってあって、山ほどの本と、ぶら下がった山ほどの服と、中古で買った蓄音機やBSのアンテナやパソコンなど(自分で修理したりして使うつもりらしい)が所狭しと置かれていて、物が少ない私の部屋とは対照的なのだが、物が多いわりには散らかってない夫の部屋のほうが、本や服などが散らかってる私の部屋より、掃除が簡単なのだ。

私は、まず物を片付けてから掃除なのだが、
夫はハタキをかけるのが大変なだけで すぐ掃除に取りかかれる。
私は「何で使ってないものを捨てないんだ」と憤っていたが 
夫は夫で 快適で自分の趣味に合った暮らしをしているのだった。


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