71・糖質制限ダイエットの落とし穴

急に１～２キロ太ったので、ダイエットを決意した。
糖質制限ダイエットみたいなのをやってみようと思い、
ご飯を半分に減らした。
肉や野菜はいくら食べてもいいそうなので、ご飯の分は、それで埋めた。

やってみると、とにかく　ご飯が食べたい。
お菓子などはどうでもよく、白いご飯が食べたいのだ。
こんなにつらい（ご飯が食べたくて）のに、痩せない。

ある日、田舎の母から届いた白菜のつけものがおいしくて、昼に山ほど食べた。夕飯はシチューだったので、いつもはお茶をたくさん飲むのになんとなくお茶も飲まないでいた。
そのうち、体が　どうもおかしい。ぽっ　ぽっと　ほてってくる。
血圧をはかってみたら、私にとっては、はじめての１５０台。
ハタと、気がついた。塩分の取りすぎだ。
あわててお茶をたくさん飲み、ようやく変な感じから　もとにもどった。

このところの糖質制限ダイエットで、知らないうちに、塩分取りすぎてたんだろう。ご飯の分を、味つきの肉や野菜で埋めてたんだから。
さっそく、食事を　元に戻した。
今まで　ご飯茶碗半分だったご飯も、ご飯茶碗一杯にし、パンの量も　もどした。その分、おかずは、以前のようにフツーに。

ああ　しあわせ♪　　なんてしあわせ♪

毎日、ご飯を茶碗一杯食べれると思うと　食事のたびにうれしくなる。
もともと、おかずばっかりはキライで、ご飯もおかずもほどほどに食べたいヒトだったし。
そして、なんと痩せた。
以前の体重に戻り（まっ、それでも高値安定といった体重なのだが）、
とりあえず、いっか。

たぶん、ご飯をおなかいっぱい食べれる満足感で、過食しなかったせいだと思う。そして、年取ってのダイエットは、あまり変わったことやると、体に不調がでることがわかった。そういえば、変わったダイエットやってた有名人が、多臓器不全で５０代で死んだっけ。
もう若くないあなた、ダイエットは、お気をつけて。

お菓子は減らしても、ご飯やパンは減らさない方がいいとわかったが、
お菓子の楽しみは捨てがたく、葛藤の日々は続く。