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今週の、いちばん。2(2015年)

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その1週間で、僕がいちばん心が動かされたことをふりかえる、週刊連載的読み物です(収録してるのは2015年分です)
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2015年10月の記事一覧

「すぐやる」ことは、「すごい」こと。/今週の、いちばん。78

「すぐやる」ことは、「すごい」こと。/今週の、いちばん。78

ベンチャーに勤めていた時代、恥ずかしながら、書店から足が遠ざかっていた。
「編集」の仕事はしていたが普通の本ではなかったし、経費でバンバン本を買える身分でもなかったし、そもそも個人事業主との兼務で行ける時間もない。
多分、人生でいちばん書店と縁遠い時期だったと思う。

そんな僕が、今週は集中的に書店を訪れた。
新刊『自己啓発の名著から学ぶ 世界一カンタンな人生の変え方』の著者の高田さんと、営業のY

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「あわない人」に、会える機会は大切だ。/今週の、いちばん。77

「あわない人」に、会える機会は大切だ。/今週の、いちばん。77

最近、名刺の減りが早い。
転職して間もないのもあって、久しぶりに著者や同業者の集いに出かけては、新しい名刺を配っているのだ。
しばらく会っていなくても、出版業界の人とは、すぐに打ち解けられる。
ただ、そういう環境の中だけに身を置いているのは、あまりいいことではないかもしれない。

先日、以前、『自由な働き方をつくる』で担当した、常見陽平さんのホームパーティーにお邪魔した。
パーティの参加者の幅がか

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「同世代」と仕事をするのは、なぜこんなにも楽しいのか?/今週の、いちばん。76

「同世代」と仕事をするのは、なぜこんなにも楽しいのか?/今週の、いちばん。76

人間、変われば変わるものである。
しかも、変わる前の自分を、すっかり忘れていたりするものだ。
1年ちょい前、こんなnoteを書いていた。

同い年でつるむなんて、死ぬほどダサいなと思っていたけれど。

今の僕は、「つるむ」とはちょっと違うけど、「同世代」で仕事がしたくてたまらない。

本日、正式発売をむかえた『自己啓発の名著から学ぶ 世界一カンタンな人生の変え方』。
サンクチュアリ出版での初担当作

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そこでしか聞けない、「お客さんの声」がある。/今週の、いちばん。75

そこでしか聞けない、「お客さんの声」がある。/今週の、いちばん。75

もしかしたら、ちょっと場違いな会社に入ったのかもしれない。
急な話だが、9月30日に半年勤めた株式会社BOLBOPを辞め、翌10月1日からサンクチュアリ出版で働いている。
肩書きは、あいかわらず「編集者」だ。

サンクチュアリ出版は「本を読まない人のための出版社」を標榜し、ビジュアルを多用した、読みやすくて楽しげな本作りで有名な会社である。
社員も出版社らしくない雰囲気をまとったお洒落な人々ばかり

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