マガジンのカバー画像

仙台たき火ティー

20
「人と火と対話と。」 焚火×コミュニティー×対話。たまに、HRとか、教育とか、コーチングとか。 (キャンプギア関連のグループではありません。。) ・・・・・・・・・・・・・・・・…
運営しているクリエイター

#ウェルビーイング

火守のことば ~仙台たき火ティー99回と100回目のあわいに~

たき火ティーの場って何?火守って何? どうも。仙台を拠点に「仙台たき火ティー」という、焚火と対話のコミュニティーをしてい豊です。 先日の99回目の焚火場の後に、たき火ティーの女房役の山ちゃん(山崎賢治さん)が「火守のプレゼンス」という言葉を使ってその場を表現していました。 それに触発されてか、今、火守というものを巡ってちょっと言葉にしておきたい感覚が湧き上がっていたのです。その湧き上がる感覚のまま言葉を出していこうと思い、この文章を書き始めました。書き終わったので知って

「大石さんのは対話じゃない」

ですよねぇ。そうなんですよねぇ。 自分のは対話じゃないんだと思うんですよ。 唐突ですが、最近、こういう話が立て続けにあって。「そんなの対話じゃない」と言われましたし「仙台たき火ティーの場では対話は出来ない」というお言葉を頂いたり。実際、自分も「いやあ、そうですよねぇ」と思ってて、んで今日はたまたま、自分の中から言葉も出て来たので出そう、と思って出します。 自分でも分かってて。「対話、対話」「ダイアローグ、ダイアローグ」と言いながら、自分のやっていることが、その筋の方々から

【読む焚火その8】「ことばの焚き火」感想文

これは本。当たり前だ(笑)。だから、はじめに、なんによせ、以下の僕の駄文を読む位ならば、是非本体に触れて欲しい、と思います。読んで欲しい、結構切実に。 「ことばの焚き火 ダイアローグ・イン・デイリー・ライフ」 著者 大澤真美、中村一浩、植田順、野底稔 発行 ハンカチーフ・ブックス 発売 サンクチュアリ出版 新しい世界への航海に出る時に、旧世界の海図を持って出ることほどバカげたことはないです。言うまでもなく、この本は、このデジタル全盛のこの時代に、「書籍」という形をとる必然

【読む焚火7】焚火的世界

「はい、今から2年前に戻りますね!」 と、 今日、そんな風に言われたら、皆さんはどう感じますか? こんにちは。仙台たき火ティーの大石です。 今朝TVで「旅行が出来るGWが来る!」のようなトピックスをやっていて、ふとそんな事を思った次第でして。 「はい、今日から2年前に戻りますよー。」と、言われたら、皆さんどんな事を思うんだろうなー、と。 経済活動が元に戻る、という意味で言うならば、当然ながら歓迎しかないです。僕も経済人ですから比較的切実にそれを希望しています。 一方

【読む焚火その6】「世に絶えて桜のなかりせば、

春の心はのどけからまじ。」 ですねえ。 下記引用のようなことであるなあ、と思っていまして。 たまたま見た「くるり」のnoteから。 「くるり」は小便臭い青二才の頃から大好きだけれども、僕は「くるり」ではないので、焚火の場を営んだり仕事したりしながら、太字みたいなことを誰かに伝えようとしているのだよねえ、多分、と思って。 夏目漱石が、 「I love you」を「月がキレイですね」って和訳した、っていう有名な話があるじゃないですか? 焚火から帰っていく人たちが、 みな

【読む焚火その5】”贈りもの”と”プネウマ”

こんにちは。大石です。 昨晩突然、 久しく会ってない遠く離れた友人から、 まったく予期しない、贈りものを頂いたんです。 (上の写真の焚火トート!) その衝撃に、細胞が壊れて身体が雪崩を起こしそうなほど、 嬉し泣きをしています(笑)。 この事は、なんだかとても大事な事に思えてしまって、 思わず筆を(キーボードを)取り始めました。 なんだかそれが、たまに問われる事のある、 「焚火なんかして、何してんの?」 「参加している人からお金を取らなくて大丈夫なの?」 あたりに絡む

【読む焚火その4】”火のない”いろり

こんにちは。 仙台たき火ティーの大石です。 TOPになんのこっちゃ分からないような落書きを貼りました(笑)が、これ実は、今から遡ること4年前の2018年2月の初旬、自分の誕生日を含む数日を過ごした河口湖畔の森での「森のリトリート(※)」参加時に自分が、自分用に書きなぐったメモです。 ※…「森リト」についてはリンクを御覧くださいませ。。 森のリトリートでは、三日間、携帯やPCも持たずに森に入って、ほとんどの時間を、自分が気に入った場所で、ひたすら一人でただそこにいて、ゆっく

こんなにも美しいものを。

こんなにも美しいものを、どうして一人でみているのか。 コロナだし、一人になるために来たんです。 で、夢中で火を育てていて、 ふと気付いたら、山際に煌々と明るい月。 それを驚くほど鮮やかに写す川面。 思わず、えっ?!、と、声をあげて、 文字通り息を飲みました。 それで思いました。 なんで、こんなに美しいものを、一人で見なければならないんだ、って。 独り占めはそれほど嬉しくない。 シェアするからこそ、嬉しく、幸福で、 美し探し響くんだと思います。 そんで、私たちはや

【読む焚火 その2】たき火的な言葉

読む焚火。

こんにちは。 仙台たき火ティーの大石です。 「仙台たき火ティーの」とか言ってますが(笑)、 勝手に自分がFacebookページやっているだけですので、「そう言われましても…」感があり過ぎかと思いつつ、こんにちは。 普段は、目下「根城化」している仙台・秋保でのたき火の様子や、そこで思ったこととか、焚火に来てくれた方々の言葉なんかを主にSNSでシェアさせてもらってます。 僕なりの想いや意図もあってな訳ですが、まあ、それはおいておいて、今日は実験的に「読む焚火」をシェアしてみ