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収入が1/3になってモノや経験を大事にするようになったパート主婦の話。

北海道在住アラフォー女性です。
夫婦ふたり家族です。

ブラックフライデーを注視し続け、ユニクロ感謝祭で夫とヒートテック祭りを楽しみ、アドレナリン出過ぎたのかちょっとお疲れの週末でした。

最近は、ほしいものを厳選することにはまっている(え?普通?)。
フルタイム勤務だった頃は、お金の管理が苦手な上に時間も余力もなかったので、軽いノリでいろいろ買っていた。

「ほしいから買う」
「使えそうだから買う」
「あればきっと使う」
「ないと困るかも」

形に残らない美容やマッサージなどのケア、ちょっとしたカフェや飲食店での外食も、「自分へのごほうび」という名目で気軽に行っていた。
だけど、お金をかけて生活が便利になっても何だか満たされなかった。

不妊治療が理由でパート主婦をしている今、自分の収入が以前の1/3になってしまったので、残念なことにほしいものを厳選せざるを得なくなった(物価高も痛すぎる!)。

「それ、本当に必要なの?」
「持っているもので代用できない?」
「1か月待ってみたら?」

何かほしくなると、頭の中の新しい私がしつこく言う。
壊れたPCは、夫のを借りたりタブレットでがまんするつもりだったし、オーブンレンジはオーブン機能が壊れてから1年以上がまんしていた(結局どっちもブラックフライデーで買った。PCは初めての中古!)。
ポイ活を頑張ったり、スーパーの特売日やポイントアップデーをカレンダーに入れたり、レシートで応募できる抽選キャンペーンに応募したり。
流産直後はゲームやパズルに癒されていたので、パズル雑誌の懸賞に真剣に応募したこともあった。
スマホも、格安スマホをさらに安い会社に変更した(二人で3,000円になる予定)。

でも、なんだかその生活がすごーく楽しい!

昨日、マイバッグとウールの靴下を繕ったら、もっとお気に入りになった。いらなくなった衣料品は、前からウェスとして活用している。食材や電気、灯油も無駄な使い方をしないように考えている。カフェもたまに行った方がおいしさや贅沢気分を味わえることに気づいた。フリマアプリの売ったり買ったりも、取引含めておもしろい。

よく聞く「丁寧な暮らし」というものが、いい加減な私にもやっと少しできるようになってきたのかもしれない。
選ぶ→買う (借りる)→使う→いらなくなったら捨てる(もしくは売る)
といった流れが、お金を使ってとにかく買っていた時よりも生き生きした経験になってきた。
「使う」が、「好きになる」になったのかもしれない。そして、そんな自分のことを、前よりいいなと思う。

買い物は、見極めるほど、選ぶのも諦めるのも決めるのも大変。知恵を働かせるから。だけどその頭を悩ませる時間が気持ちいい。
自己満足かもしれないけれど、節約だって楽しめるなら楽しもう。そしていつかまたたくさん稼いで、旅行に行ったり何か良いものを買ったりするんだ~

ブラックフライデー。悩んで選んで買ったものが届くのが、とっても待ち遠しい。

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