見出し画像

なぜ26歳の時に株式投資を始めようと思ったのか?partⅡ

こんにちは、あいたくです。
前回、partⅠで「株投資を始める前に人生において知っておくべきこと」について記載いたしました。
partⅡでは株を始めて自分自身が感じたメリット・デメリットについてご紹介いたします。

【この記事から学べる事】

・株を始めてからのメリット・デメリット

早速ですが、下記内容が株式投資を行って得たメリット3つです。

【株を始めたことのメリット】

  1. ニュース・政治に強い興味関心を持つようになった

  2. 財務三表が読める様になった

  3. サラリーマンの年収プラスαの収入が毎年入る様になった


《ニュース・政治に強い興味関心を持つようになった》

私は株を始めるまで、国内外の経済ニュースや政治について本当に無関心でした。
株に限定した話ではございませんが、投資は情報が非常に重要です。自分が普段触れている情報の量と質によって、投資勝敗を別けると言っても過言ではないです。

投資は世界情勢を踏まえ対局に物事を見る力(マクロ的視点)細かく投資企業の情報細部を分析する力(ミクロ的視点)が必要になってくると思います。対局に物事を見るとは世界が今どういう状況でこれからどの様に変化するかを常に情報をアップデートすることが大切です。主要国の経済状況や戦争などのリスクなど様々な情報に触れていることが非常に大切です。その為必然的に国内・海外問わずニュースや政治に興味・関心を持つようになります。

株はある種の連想ゲームです。ある事象が発生すると回りまわって企業に影響があります。イメージとして世界→国→業界→企業→個人の順番で影響を受けます。
現在ロシアがウクライナへ侵攻してからどういった影響が起きたでしょうか?
小麦で考えてみましょう。


ウクライナが戦争していることでウクライナで生産された小麦の輸出が可能量が減少しています。ウクライナの小麦生産量は世界で第七位で、「欧州のパン籠」と呼ばれています。
ウクライナから小麦を輸出することができず、小麦を求める国々が価格を押し上げているため、小麦価格が世界的に上昇しています。日本では全体の86%が輸入しているため同様に小麦価格が上昇。原材料高等により食品業界全体に影響を及ぼします。そうすると各企業も仕入れが上がり利幅が削られるため売価を上げざるおえません。そうすると個人の消費行動へ影響します。世界の反対側で起きていることが、日本にいる自分達へ波及するのです。まさに連想ゲームです。「風が吹けば桶屋が儲かる」ですね。


僕が伝えたいのは世界のどこかで起きたことがどの様に波及し影響を及ぼすか予測する能力が株銘柄選定において重要ということです。発想の転換とも言えられます。このことを常に意識していると、次の世界情勢の動きや、どの業界・銘柄が変動するか予想し易くなります。

現在インターネットやスマフォにより世界とより密接に繋がっています。そのため必然的に海外の情報も日々確認することが重要です。

ちなみに自分が毎朝確認するウェブメディアについて紹介いたします。

◆よく利用する海外メディア
基本は世界的な主要国メディアを抑えていれば問題ありません

↑↑↑CNBCはアメリカのニュース専門放送局です。米国の一般ニュースはここを見れば大体分かります。

↑↑↑中国に関するテック・スタートアップ専門メディアで日本経済新聞社とパートナーシップを結んでいる

◆youtube

↑↑↑米国株やアメリカの経済ニュースを中心とした日本人投資家向けにしているチャンネルです。個人的に米国投資が2021年は比率が高かったため、毎日視聴していました。

↑↑↑元日本経済新聞の記者である後藤達也氏のチャンネル。
経済ニュースを「わかりやすく、おもしろく」とモットーに初心者でも非常に分かりやすく解説してくれます。

《財務三表が読める様になった》

僕自身サラリーマンで財務諸表を気にすることは全くありませんでした。
それは自分自身が経営に直接関わっている訳ではなく、良くも悪くも会社の歯車要素だからです。経営層に近くなればなるほど財務諸表も自身の会社の理解が必要ですが、一般のサラリーマンでは会社の財務諸表を常に気にしている人はほとんどいないと思います。

株を始めると企業の財務状態を確認することが多くなり、発表された財務三表は大体目を通しています。理由としては投資企業の収益性を確認したり、今後の業績予想をして、株価がどう変化するかチェックしたりします。
財務三表とは「貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書の三表を意味します。
”貸借対照表”は決済日時時点で、会社の財産や負債・純資産の状況がどうなっているのかを纏めたものです。
”損益計算書”はある時点で会社がどれくらい儲けているのかを表したものです。
”キャッシュフロー計算書”は会計期間内にどれだけの現金が会社から出入りしたかを書き表したものです。

貸借対照表は会社の「安全性」
損益計算書は会社の「収益性」
キャッシュフロー計算書は会社の「将来性」が分かります。
最初は馴染みがない単語が多く、分かりづらいですが理解していくと全ての国内企業の財務を読めるようになり、米国企業などの財務諸表も読める様になります。
英語が分からずとも現在高精度の翻訳サイトがあるため問題ありません。

このファイナンスの知識は仕事でも十分に役に立つため株を勉強し続けた副産物だと思っています。

個人的には小宮一慶氏の著書がビギナーでも分かりやすい内容になっており、紹介します。この本のタイトルの意味は分からないかもしれませんが記載されている内容は財務三表について丁寧に記載されているのでお勧めです。

《サラリーマンの年収プラスαの収入が毎年入る様になった》

株を始める理由として一番多いのが収入を得る事だと思います。実際僕もそうです。日本は超少子高齢化時代で人口が減り、GDPもあまり成長していない状態です。また、給料に関しても日本人男性は30年前よりも貰える金額が低くなっているようです。
それに加え老後2000万円問題もあり、年収を上げるのが難しい時代、収入窓口を増やすことを考えている人も多いのではないでしょうか。

僕自身は幸運なことに投資を始めて年間収支でマイナスになったことがなく、6年間全てプラスで迎えられております。

利益金額も増加しており、2021年では400万円投資し、年末には471万円(成長率:118%)まで増加しました。大体前年と比べ16-18%UPになっています。

今後も月収入の一定額を投資に回し、しっかりと運用して行きたいと思います。

【株を始めたことのデメリット】

さあ、次は株を始めて感じるデメリットについてご紹介させて頂きます。
メリットがある場合必ずデメリットが存在します。
デメリットも加味した上で、実際にやるかどうかについて判断をして頂ければと思います。

株を始めて感じるデメリットは以下二つが挙げられます。

  1. 心理的に一喜一憂することが少なからず発生する

  2. 原資が目減りする可能性がある

《心理的に一喜一憂することが少なからずある》

長期保有する場合はあまり気になりませんが、現在僕は短期~中期(数週間から9か月ほど)くらいで株の売買を行っております。
株価は投資する金額にもよりますが、日々数十万円前後で動く時があります。
そういった場合感情がアップダウンをするので、この部分に対して注意する必要があります。
株価に対して日々一喜一憂するのは良くありません。
上昇している時は良いですが、急降下で下落しているときなどは心理的不安が生活に影響します。
こういった現象を防ぐ方法は主に2つです。
①投資スタイルを長期保有にする
②メンタルトレーニングをする

この2つが自分が思う一喜一憂対策です。
①は長期ガチ保と呼べれる株式投資スタイルです。
短期的投資は上がったタイミングを逃さず売買を繰り返す手法ですが、長期ガチ保はもう塩漬けに近い状態で買ってそのままです。これであれば株価の上下を日々気にしなくて済みます。

②はメンタルコントロールを行うことです。
2022年の頭に大きな株価下落を経験しました。
前月比で約20%ほどダウンし、約90万円ほど資産が下落しました。
この時は株価下落が気が気でなかったです。
ただ、この時に一番してはいけないのが狼狽して株を売ってしまう事です。
そうすると90万円分の損失を出すことになってしまいます。
そうならない為にも自分が持っている株に対する自信が重要になってきます。明確な理由なく購入した株では自信が持てませんが、分析をして財務的・将来性などその銘柄の魅力をしっかり把握していれば多少下がっても、「持ち直す!必ず回復する!」と捉えられることが出来ます。こういった考え方・思考方法が出来れば必ず乗り越えられます。

《原資が目減りする可能性がある》

デメリットの2つ目が投資を行って、プラスにならず逆に損失を出してしまうことです。
自分が稼いだお金(資本)が無くなって溶けてしまうのは身が削れる思いですよね。僕もそれが痛いほど分かります。
この様な状態に陥らない為にも事前の勉強や投資対象について分析することが重要です。
次の記事で実際に自分がどの様に勉強してきたのか、6年間一度も年間損失で終わらず利益創出できたのか紹介をしたいと思います。

株式投資は自分の資産を増やしてくれる魅力的な投資である一方、原資が目減り(資産を溶かす可能性がある)非常に恐ろしい面も持ち合わせています。重要な株に対する戦略として重要なのは「お金を儲けることよりもお金(資産)を護る」戦略を意識した方が良い結果を生むと個人的には思います。


次の記事でどの様に株式投資について勉強法についてご紹介させて頂きます。

あいたく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?